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更新日:2023年1月4日

令和2年度 第7回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和2年11月24日(火曜日)午後1時30分~2時58分

・開催場所

市役所 北館1階 101・102会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
(1)報告事項
ア 行政区再編の協議の経緯について
(2)協議事項
ア 第6期障がい福祉実施計画(案)・第2期障がい児福祉実施計画(案)のパブリック・コメント実施について
イ はままつ友愛の高齢者プラン(案)のパブリック・コメント実施について
4 その他
(1)次回の開催日
(2)今年度の開催予定について
5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・橋本博行委員及び原田直子委員

3 議事

(1)報告事項
ア 行政区再編の協議の経緯について
≪髙林行財政改革・大都市制度調査特別委員会委員長・鈴木副市長があいさつ、内藤企画調整部長が資料に基づき説明≫
(名波委員)
 具体的な案が示されるまでにどれくらいの年月がかかるか分からないが、今の市議会議員の任期が終了してしまうのではないかという不安がある。いつまでにある程度具体的なものを示されるのか。
(髙林委員長)
 先日の委員会で今後のスケジュールについて協議をするということが決まったため、現段階では申し上げることができない。
(鈴木副市長)
 行政当局として、これから議会とともに具体的な内容を整理していく責任がある。議会の全員協議会で区再編を行うことの意思決定をもらったからには、あくまでも私見として今の議員の任期中に内容を整理し必要な条例を制定する。条例案を議会と当局でまとめ、当局が条例案を議会に提案し議決していただくまでが現在の議員の任期である令和4年度中になされるべきだと思っている。
(鈴木義明委員)
 令和元年に2区案が示されたりしているが、行政サービスや小学校・中学校の区割りの問題、自治会の範囲など区の境の調整はどのような方針なのか。
(鈴木副市長)
 議会と当局で区割りについては、継続して協議しまとめていくべきとの総意があった。市は今ある7区を合区する案を提案してきたが、行政ニーズ、環境の変化があった上で、これから浜松市としてどのような行政組織で運営していくことが望ましいかという時に、地方自治法で区は設定しなければならないという条件があり、2つ以上の区を作る必要性がある。行政当局は、様々な区の形があるが、この際ひとつの浜松市として、できるだけ少ない数の区をもって一体的統一的に行政運営をすることも必要ではないかという思いもあり、市長とも相談して最終的に最低限の2区制を提案させてもらった。極めて地域性が異なるエリアとして天竜区とその他の区を区分けをして提案した。行政サービスは今までのサービスを継続して確保できることを前提に話をしたが、受け止められ方によって違和感がある、天竜区を切り離しているのではないかというような思いと考えをもつ方もあった。もう一度ゼロベースで検討すべきとの意見が議会でも出たので、新しい特別委員会で協議を再スタートさせたところである。
 区役所に限らず行政サービスが提供できる拠点・施設・建物はできるだけ多い方が良く、身近なところでサービスが受けられる環境が良いと思っている。減らすものもあるが増やすものもある。職員についても新しい行政ニーズに対応する職員は増やし、必要なくなったサービスの職員は減らすといった必要な行政サービスにしっかり対応できる行政組織を職員の再配置も含めてやっていきたい。学校区や自治会組織は分割しない条件が満たされる新しい区の再編案を議会と協議して決めていきたい。
(髙林委員長)
 2区案については当局側からの提案であり、議会側の提案ではない。今後は協議事項の中で区割り案や区の数についてゼロベースで協議していく。
(伊藤委員)
 住民投票の結果から3区案での区再編はないと認識してよいのか。平成33年1月1日までには区再編をするというのが市民の意向であり住民投票の結果と考えてよいのか。
(髙林委員長)
 令和元年8月1日の協議の中で最初の3区案については反対が多数ということで、委員会としては反対だと認識している。今後この3区案が委員会で協議されることはない。令和3年1月1日までに再編を行うことの賛否については拮抗ということで、そのことを前提に協議を進めてきた。
(鈴木副市長)
 市当局が提案した3区案は、合区を前提にした。これが否決されたと認識している。場合によっては、2区案や4区案もあるかもしれないが、3区案でも合区でない3区案、今ある区を分割して新しい区域を設定した上で3区案という考え方はある。そこも含めて今後議論されると思っている。
(伊藤委員)
 合区と分割の違いが分からない。規定があるのか。
(鈴木副市長)
 今ある区を分割したり区域の線引きをしたりするのは、非常に事務的にも時間がかかる。また今の7つの区がひとつのエリアとして認定されていることを前提とすれば、合区が最善であろうということで合区を条件に今まで市は提案してきた。しかし、ある地域では学校区が分割されていたり、様々な組織のエリアが分割されていたりして支障もあることが分かったので、再協議するのであれば、そのことも含めて是正し、線引きも併せて見直すことを前提により良い区域を考えた方が良いということでの話になっている。
(伊藤委員)
 今ある区を単純に合わせての3区案ではなく、線引きをし直した3区案は可能性としてあるということでよいか。
(鈴木副市長)
 そのとおりである。
(山田委員)
 3つ質問させていただきたい。1つ目は、この議論については長期間行われているが、再編の必要性について納得できる説明を市民に向けて発信する必要があるのではないか。2つ目は、区の再編が実行または廃案されるまでの仕組みがわからない。市議会で区再編をやるとなっても法的拘束力はないとのことであれば、何のために決議したのか分からない。今後の過程や区再編を実行するかの最終決定は誰がするのか。3つ目は、区割り案だけ提示されては、市民は感覚的な判断になってしまうのではないか。今後は、区割りの考え方について説明した上で、区割り案について提案していただきたい。
(髙林委員長)
 1つ目と3つ目については、今後も説明会をしていきたいと考えている。委員会は公開されているので注目していただきたい。区再編の必要性についても、その中で説明していきたいと思っているが、行政効率を高めること、それによって住民サービスを低下させないことを念頭に話をしていきたい。条例案のことについては、条例案を当局が提案し、議会が決議をすることになるので、なぜ決議をしたかあるいはしなかったかについても説明していきたい。
 最後に確認で申し上げるが、前回の選挙前の議会では、当局側から様々な提案があり、それを議会側が精査するという形だった。今期については、議会側も提案させていただき当局と協議をして決めていきたいので、ご理解いただきたい。

(2)協議事項
ア 第6期障がい福祉実施計画(案)・第2期障がい児福祉実施計画(案)のパブリック・コメント実施について
≪障害保健福祉課が資料に基づき説明≫
(山本委員)
 サービスを提供する側の見込み数値はどのように出しているのか。
(障害保健福祉課)
 公募して事業所の数を増やしたり、状況に合わせた中で定員を増やしたりすることを考えている。個々の数字は出していない。
(加藤委員)
 パブリック・コメント冊子の38ページ「意思疎通支援事業」の表について、「要約筆記者派遣件数」となっているが「件数」ではなく「人数」ではないか。担当者に確認していただきたい。
(障害保健福祉課)
 担当者に確認し、ご報告させていただく。
(袴田委員)
 教員時代に4年間発達学級の担当をしていた。保護者が働いている場合、放課後にどこかへ預けることが難しく、子供に障がいがあると母親が仕事を辞めなくてはならない、またはフルタイムからパート勤務へ変えなくてはいけないということがあった。そのため、概要7ページにあるようなサービスが増えているのは良いことだと思う。一方で、サービスを受ける施設までの送迎の負担の問題があるため、そういった面を支援するサービスがあるとよいのではないか。また、障がいが表に現れにくい子供たちへの福祉サービスを充実させていただきたい。
(障害保健福祉課)
 放課後デイサービスの質の向上等も含めて事業所の方に呼びかけをしていきたい。

イ はままつ友愛の高齢者プラン(案)のパブリック・コメント実施について【高齢者福祉課、介護保険課】
≪高齢者福祉課、介護保険課が資料に基づき説明≫
(加藤委員)
 「令和2年度知って得するお出かけ講座」の案内をいただいたが、令和3年度も同じ内容で実施予定か。
(高齢者福祉課)
 医療介護連携推進事業の中で専門職の方にも加わっていただきながら行っており、今年度は昨年度よりもメニューが増えている。現段階では継続していく予定である。
(加藤委員)
 高齢者団体ではないが、団体の中に高齢者がいる団体からの依頼も受けてもらえるのか。会場やプロジェクター等の用意はできるが、依頼した団体が講師に謝礼を支払うのか。
(高齢者福祉課)
 高齢者の団体には限らないので、受けることは可能である。講師の謝礼に関してはこちらで支払っているため依頼団体の負担はない。
(鈴木義明委員)
 台風や洪水などの災害が起こった際の緊急の場合の独居老人の方への対応策は計画の中にあるのか。
(高齢者福祉課)
 避難行動要支援者名簿を市で作成し、自治会や民生委員に避難の支援が必要であることの同意をされた方の名簿をお渡ししている。各自治会で名簿を活用していただき、緊急時の避難支援個別計画を決めていただいている。地域の助け合いという形の中で進めていただいている。
(鈴木義明委員)
 以前、消防団の分団長をしていた際に、大雨で川が増水し避難命令が出た。その時に独居老人の方から分団の庁舎に電話がかかり、学校に避難所が開設されたが避難ができないので助けてほしいとのことだったので、消防車でお宅へ向かったことがあった。このように連絡できる方はよいが、連絡できない方は不安なのではと思い意見を出させていただいた。
(鈴木会長)
 要支援者については非常に難しい問題である。自治会や民生委員へ依頼しているというものの個人情報の問題があり活用が難しい実情がある。
(名波委員)
 高丘自治会では、包括支援センターと協力して認知症の方の徘徊に対しての地域体制づくりを実施しようとしている。その際にお宅へ伺って話をしようとすると、認知症や障がい者であることを知られたくないという理由で拒絶される場合がある。コロナの場合はシトラスリボン運動があるが、偏見や差別を完全に排除できない実情もある。先ほど会長からも発言があったように個人情報の問題もあり、こうした活動を地域で進めようとすることに非常に悩んでいる。

(鈴木会長)
 協議事項アの加藤委員の質問について確認が取れたようなので報告していただく。
(障害保健福祉課)
 件数と人数について認識違いがあり、お詫び申し上げる。1人に対して2人派遣している場合には、2件とカウントしている。加藤委員が述べられたように人数である。
(加藤委員)
 静岡県では件数として、1人に対して2人派遣しても1件とカウントしている。今回の場合は人数ということで納得した。
(障害保健福祉課)
 貴重なご指摘をいただき感謝する。分かりにくいところもあるため、パブリック・コメントで皆様からのご意見を伺った上で、市として市民に分かりやすい表記について検討させていただきたい。

4 その他

(1)次回の開催日
 12月23日(水曜日)午後1時30分から 101会議室
(2)今年度の開催予定について
 1月27日(水曜日)午後1時30分から 101会議室
 2月24日(水曜日)午後1時30分から 101会議室
 3月24日(水曜日)午後1時30分から 101会議室

5 閉会

(区振興課長)
以上をもって、令和2年度第7回中区協議会を終了する。

令和2年12月23日

署名委員 原田 直子

署名委員 橋本 博行

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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