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更新日:2022年10月6日

令和2年度 第4回中区協議会 議事要点

・開催日時

令和2年8月26日(水曜日)午後1時42分~3時20分

・開催場所

市役所 本館5階 庁議室

・次第

1 開会

2 会長あいさつ

3 議事
(1)協議事項
ア 浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について
イ 浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について
ウ 浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について
エ 令和3年度予算編成に対する区重点提案事業について

4 その他
(1)令和3年度予算に向けての事業提案調査について
(2)11月の開催日程について
(3)次回の開催日

5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ

  • 鈴木会長から会議録署名人の指名・・・加藤登み江委員及び鈴木宇多子委員

3 議事

(1)協議事項
ア 浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について
≪都市計画課が資料に基づき説明≫
(都市計画課)
 事前質問を受けていたため回答する。
【質問】
 (1)本基本計画は上位計画である「浜松市総合計画」の内のどの部分を受けている計画か。
 (2)現行の都市計画マスタープランにおいて、10年間の具体的な実績にはどのようなものがあるか。また、そのプランに対する10年間の振り返り・反省等はなされているか。
 (3)本マスタープランが実施計画であれば、「こういうコト・モノを達成したい」という具体的な目標はあるか。
 (4)歩いて暮らせる居住地とはどのようなものか。富塚町に住んでいるが歩いて暮らせる状況とは思えない。買い物・通院他などに行くのに車がないと不便。市の中心部にある中区の中にいわゆる買い物難民が多数いる。また、高齢者が車を必要としていることも同じ理由によるので詳しく説明を聞きたい。
【回答】
 (1)総合計画では基本構想である浜松市未来ビジョンにおいて1ダースの未来の理想像を掲げている。その一つとして「『変える』都市(まち)だってスリムになりたい」ということを示している。第一次の推進プランにおいては、本編の25ページに、まちづくりの基本的な考え方として、コンパクトでメリハリの効いたまちづくりを示している。今回の都市計画マスタープランについては、これを受けて計画を立てている。
 (2)現行の都市計画マスタープランの基本的な枠組みである市民の暮らしの向上の観点においては、日常生活の快適性を向上させるために浜松駅の駅南地区、遠州鉄道上島駅の周辺地区等の土地区画整備事業、浜松駅の北側に実施した旭・板屋地区の市街地再開発事業を実施した。また使いやすい公共交通の利用を促進させるために交通結節点であるJR高塚駅、JR天竜川駅、遠州鉄道上島駅等の駅の自由通路及び駅前広場の整備を進めている。土地活用の向上の観点から都市計画道路の幹線道路の整備、歩行者空間の整備、観光交流の促進としての浜松城公園の歴史ゾーンの整備などを進めてきている。
 10年間の振り返りや反省については、「都市計画マスタープラン」本編第1章「都市の現状と課題」と7ページの「見直しの進め方」において振り返りを含めて整理をしているところである。8ページ以降に18の項目の評価の視点ごとに評価・反省をし、課題を整理した上で当課において見直し案を作成している。
 (3)「都市計画マスタープラン」本編の2ページ「計画の位置づけ」に記載している市の都市計画に関する基本的な方針として定めるものであり、3ページに「計画の役割」として3つの指針を掲げている。目標については第2章「都市計画の基本理念と目標」の30ページに基本理念、31ページに基本理念に基づいた今後の都市づくりの基本的な方向として都市計画の目標を示している。32ページ以降には、5つの目標ごとに具体的な方向性を示している。
 (4)人口減少や少子高齢社会が進行している今日の社会情勢を受けて、子育て世代や高齢者が安心して快適に暮らせると同時に財政面や経済面でも計画を進めていく必要がある。総合計画で「コンパクトでメリハリが効いたまちづくり」を基本的な考え方として掲げており、この考え方をもとに昨年「浜松市立地適正化計画」を策定した。その中で医療、福祉、子育て支援、商業などの生活に必要なサービス施設が集積する拠点となる都市機能誘導区域とその周辺や拠点間を結ぶ公共交通の沿線において居住誘導区域を設定して公共交通や徒歩あるいは自転車により容易に移動でき、便利な暮らしができるような居住地を目指すということで計画している。「歩いて暮らせる居住地」は51ページの「将来都市構造図」に示すとおり、土地利用の基本区分のひとつとして都市機能それから居住誘導区域を位置付けており、計画の実現については、市民の皆さまの土地の利用及び生活体系に大きく関わるものであり、端的に成し遂げられるものではなく、中長期に渡って進めていきたいと考えている。

 以上が事前に受けていた質問の回答である。

(山田委員)
 都市計画マスタープランは実施計画なのか方針なのか。
(都市計画課)
 浜松市の都市計画に関する基本的な方針である。この方針に基づいて土地利用や都市施設等の具体的な計画がある。
(山田委員)
 方針がとても多い。その下に具体的な目標や数値を示した実施計画がさらにある。調べたところ浜松市には78の計画があるようで、計画を作っても振り返りができているのか心配である。上位計画をまとめて作った方が、職員の仕事も進めやすいのではないか。
(都市計画課)
 基本的には都市計画法に基づき方針を定めている。今回の都市計画マスタープランについては、庁内の11部局28課の関係課があり、各課と連携及び調整しながら策定している。内容については、庁内調整を取る中で分かりやすいものにしていきたい。
(鈴木会長)
 中区の中心部では高齢化率が高く、歩いて行ける範囲に買い物できる場所がない高齢者も増えており、山間部と同じような状況である。ワンコインのバスも廃止になった。こうした高齢者に対する具体的な対策も考えていただきたい。

イ 浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について
≪交通政策課が資料に基づき説明≫
(交通政策課)
 事前質問を受けていたため回答する。
【質問】
 (1)概要版(案)7ページの「将来の交通の指標と目標」について、中間年である2020年度における指標と目標及びそれらの現況値を説明してほしい。
 (2)「浜松市のみちづくり計画」において、市中から北遠に行く152号線があるが毎年のように土砂崩れで通れなくなる。抜本的な整備の予定はないか。また三遠南信自動車道ではなく市内を通って直接北遠に行く道路の設置は視点にはないのか。
【回答】
 (1)2020年度の計画全体での目標では、例えば「公共交通の年間利用者数」については、2030年の目標が5,790万人に対して、現在は5,196万人であり、「公共交通の代表交通手段分担率」については、2030年の目標が5.0%に対して、現在は4.3%である。
詳細については、計画本編の参考資料7ページから具体的な施策の指標や目標が記載されているのでご確認いただきたい。
 (2)152号線については、現在迂回ルートをお願いしており、ご迷惑おかけし大変申し訳ない。「浜松市のみちづくり計画」は、道路の整備計画となり所管は土木部となる。整備等の詳細については、別途土木部へ確認いただきたい。総合交通計画においての152号線は、主要幹線道路の中で放射道路に位置づけている。概要版の10ページにあるように都心と拠点間の連携を向上させるために放射方向に結ぶ重要な位置づけとなっている。この計画に載せることにより、防災工事や原状復帰については優先的に行っている。
また、三遠南信自動車道ではない道路の設置についても、詳細は土木部に確認いただきたい。現在三遠南信道路は、水窪・飯田方面の道路整備を進めているところであり、まずはこちらを利用していただきたい。

 以上が事前に受けていた質問の回答である。

ウ 浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について
≪緑政課が資料に基づき説明≫
(緑政課)
 事前質問を受けていたため回答する。
【質問】
 (1)アリーナ周囲の木を半分の高さまで切られ近所の方ががっかりしていた。指定管理者の指示であったようだが市は公共の施設の管理をどのように指導されているのか伺いたい。
 (2)天竜の森林には多くの植生や歴史・食べ物があり観光資源としてより以上の活用を考えて欲しい。豊かなみどりが市の中にあり市民が楽しめ北遠の人たちとの交流がさらに図れる。
【回答】
 (1)浜松市では多くの施設で指定管理者制度を導入している。植栽の管理について統一的な管理仕様は設けていない。各施設の所管課で判断している。日常管理においては、落ち葉や枝など近隣の方に迷惑をかける面もあり、どの程度剪定するかについては、施設によって状況を考慮しながら取り組んでいる。今回の件については、所管するスポーツ振興課で、4月か5月に指定管理者を通じてご意見をいただいているとのことである。詳細については、スポーツ振興課にお問い合わせいただくか、スポーツ振興課から連絡させていただき対応させていただきたい。
 (2)いただいたご意見の視点をもって、今回の計画は策定している。パブリックアプローチにおいて、天竜の森林には観光振興、市域内交流の機能を位置づけている。また、市民の方に向けてのプライベートアプローチでは、みどりの愉しみ方の例として、二地域居住やネイチャーツアー等を記載している。みどり生活の愉しみ方が増えることで、地域の魅力が高まり、観光振興や市域内交流につながるという考えである。市としては、市民や事業者のみどり生活を愉しむ取り組みを応援する取り組みに注力していきたい。

 以上が事前に受けていた質問の回答である。

エ 令和3年度予算編成に対する区重点提案事業について(区振興課)
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(山本委員)
 今回不採用となっている「循環まちバス事業の再開」について、以前は産業振興課が「まちの活性化」として行っていた。後半になってからは、「まちの活性化」よりは「高齢者福祉」の形態に変わった。そのため産業振興課ではなく、福祉の部局へ提案した方がよいのではないか。本来は、まちの活性化のために行われていた事業が年数を重ねていくにつれて内容が変化し、非常に利用しづらくなったということも含めて検討していただきたい。
(区振興課)
 いただいたご意見については、担当の福祉部局に伝える。
(村井委員)
 資料9番「伝馬町交差点改良工事」について緊急性がBとなっている。地下道が老朽化し、地下道の階段では常時水が出ていたり、期限が過ぎたチラシが掲示されていたりするため、中心市街地の地下道としてはいかがなものか。本来は、連尺交差点の改修終了後に実施される予定だったが、県道拡幅工事と一緒に行うことに計画が変更になった。また、交通事故が多いこと等も踏まえて検討していただきたい。
(区振興課)
 いただいたご意見や情報を入れて所管課へ提案していく。

4 その他

(1)11月の開催日程について
 候補日 11月24日(火曜日)午後1時30分から 101会議室
(2)次回の開催日
 9月30日(水曜日)午後1時30分から 101会議室

5 閉会

(区振興課長)
以上をもって、令和2年度第4回中区協議会を終了する。

令和2年10月7日

署名委員 加藤 登み江

署名委員 鈴木 宇多子

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浜松市役所中央区区振興課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2210

ファクス番号:053-457-2776

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