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更新日:2026年7月5日
昨年に引き続き、ハーブ蒼の横井理恵子先生をお招きし、地域文化セミナー「和ハーブ」講座を開催しました。
今回のテーマは「ヨモギ」。
世界中に昔からあり、日本では約50種、世界には481種あると言われています。
効能は多く、血行促進、胃腸不良改善、冷え性、肩こり、虫刺され、かゆみ、湿疹、あせも、腰痛等。
昔からあるとはいえ、よく似た雑草も多いです。見分けの方法として、葉は表が緑で裏は白い繊毛があり、茎の近くに小さい葉(托葉)があります。
実習は火傷、虫刺され、かゆみ、保湿等何にでも使える万能軟膏作り。
講師が事前に作ってきたヨモギオイル(こちらも万能で料理、火傷、ヘアオイル、肌荒れ、マッサージにも使える)に湯煎で溶かした蜜蝋を入れて混ぜ、
容器に入れて冷やし固めたら出来上がりです。ヨモギの香りを生かすため、あえてアロマオイルなどは入れていません。
次はヨモギのお灸作り。
講師が乾燥させたヨモギの葉を持ってきたので、それをすり鉢ですりました。腺毛と粉に分かれるので、ふるいで分けし腺毛をお灸の形に丸めます。
これがふわふわとしてまとめにくいのですが、受講者に鍼灸師がいてさすがプロの腕前、早くてきれいに成形していました。
2回目のテーマは「スギナ」。
雑草の頂点ともいえるスギナ。参加者も草取りに苦戦していて「なかなか根絶できない」「どこにでも生えてくる」「本当にやっかい」との声。
講師によると3億年前の恐竜時代からあり、植物の「生きた化石」の一つでもあるとのこと。瘦せた土地や乾いた土地、除草剤をまいた土地でも生え、
原爆後の焼け野原でも最初に芽吹いたのがスギナとの報告もあるそうです。
効能は、利尿作用、むくみ改善、解毒、浄血作用、抗菌、シミ予防、あせもな改善どたくさんで、栄養素もビタミンA,C,E、カルシウム、ケイ素、鉄、亜鉛など豊富。
しかし、利尿作用が高いため、腎臓に負担がかかりやすいので、飲みすぎには注意が必要です。
毎日食事時に1杯飲むくらいなら大丈夫だが、ポットに入れて水のように水分補給で飲むのは飲みすぎだそうです。
ここから実習。今の時期がいちばん薬効が高いスギナでスギナ茶作り。講師が前日に採取して干しておいたスギナをハサミで2cmくらいに切ります。
その後フライパンで炒る。この時に菜箸やヘラではなく、手に木綿の手袋をはめ、それで上下を返す。手が入れられないほどの高温では薬効も飛んでしまうため、注意が必要です。
初めは青臭い香りがしていたが、だんだん香ばしい香りに変わり、カサカサした手触りになってきたら完成。
粗熱を取って、保存する。スギナ茶は体に水分がたまりがちなこの時期にはお勧めのお茶となります。
今回は40代から80代まで幅広い年齢層が参加いただきました。アンケートを見てもかなり満足度が高かったと思います。
「来年度も」「次回も楽しみに」という声も多く、もっと知りたい、学びたいという意欲が多かったように感じました。




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