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更新日:2025年8月5日
一般社団法人和ハーブ協会認定インストラクター横井理恵子先生をお招きし、地域文化セミナー「和ハーブ」を開催しました。
6月9日の1回目は、9人が参加していただきました。
まずは桑の木と葉の説明から。
桑は意外とあちらこちらに生えていて、公園の植え込み、アスファルトの裂け目、どぶ板の間などからも生えているとのこと。
持ってきた枝も朝、犬の散歩中に見つけた枝を切ってきたとのこと。桑はマグワとヤマグワがあり、マグワは養蚕のための桑、
ヤマグワは山に生えていて葉の裏に毛がある。実は黒くなったら収穫できるが、実がとても柔らかく傷みやすいので市場には出回りにくいそうです。
昔は緑茶葉の取れない地域に植えてお茶にしており、ふんわりした香りで健康茶としては飲みやすいそうです。栄養価に優れていて、ビタミンC、
ミネラル、カルシウムは特に豊富で牛乳の27倍もあるそうですよ。
果実は抗酸化作用のあるアントシアニンを豊富に含んでおり、とても柔らかく傷みやすいためなかなかスーパーなどで見かけることはできないそうです。
桑の葉茶は血糖値を下げる効果があり、いつ飲んでもいいが食前が特におすすめ。他の健康茶でビワの葉茶やスギナ茶などがあるが、これらは腎臓や
肝臓に負担がかかるため、飲みすぎには注意してほしいとのことでした。
後半は実習。講師の持ってきた桑の枝から葉を摘み取り、5mm幅に刻み、フライパンで乾煎り。最初は青っぽい香りがしたが、だんだんお茶の香りに変わっていきました。
煎るときに菜箸や木べらではなく、木綿の手袋をして直接手でかき混ぜていくのがおすすめとのこと。手が入れられないくらい熱いのは、温度が上がりすぎで
薬効も飛んでしまう。手で触って崩れるくらいに乾燥したら出来上がり。最初はフライパンに山盛りの量だったが、最後は底が見えるくらいの量に縮みました。
やかん半分に一掴みくらいの茶葉を入れて少し煮だせば、桑の葉茶の出来上がりです。ふわっとした香りがして薬草っぽくなく、飲みやすくなっていました。
四煎くらいまで飲めるらしいですよ。
中部電力静岡支店様及び浜岡原子力発電所職員様のご協力のもと、浜岡原子力発電所の見学を行いました。
核を扱う施設で一般では入れない部分の見学もできるということもあり、事前に参加者の名簿が必要で当日も本人確認書類原本
(写真付のものなら1点、ないものなら2点確認)が必要となり現地でコピーも取るとのこと。忘れた場合は一部入れない場所があるということでした。
中部電力様がバスを手配してくれており、大型バスにより浜岡原子力発電所に出発。浜岡原子力発電所の見学の前に割烹料理屋で昼食をとり移動。
見学するにあたり資料と入所許可証のネックストラップが準備された会議室に通され、人確認書類を机に出しておくように指示がありました。
副館長が浜岡の説明がされ、その後展望台へ。少し靄がかかっていたが、視界がよい日は西はアクトタワー、東は富士山が見えるそう。
そんな見渡しの良い展望台だが、写真撮影、動画撮影禁止でした。同行職員に何回も言われ、ガードマンも見張っているて徹底されていました。
南側には津波のために砂丘堤防があり、その北に高さ22mの防波堤が東西に1.6km、横からの波も防げるように東西には改良盛土が設けられているそう。
研修センターには制御盤シミュレーター室があり、緊急時の対処の仕方を教育しているとのこと。
風力発電機が8機あるが風速25m以上だと自動停止するようになっているとのこと。風が強すぎても弱すぎても動かないため、稼働率は20%。
展望台から降りて原子力館を見学。実際の防波壁の高さを体感したり、防波壁の中と同じ太さの鉄筋を触ってみたり(縦の鉄筋の太さ直径5.7cm、
横の鉄筋の太さ直径5.1cm、30階くらいのマンションでも1cm位の鉄筋)、それが深さ30mも埋め込まれていると聞いて驚きました。
一通り見学が終わり、エリアを出るときも車両検査があり、車内で浜岡原子力発電所のアンケートを記入して協働センターに戻ってきました。
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