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更新日:2024年10月10日
サクラクレパス認定の大人の塗り絵講師である藤岡敬三氏をお招きし、大人の塗り絵講座を開催しました。
藤岡氏は、この日のために千葉から前泊で浜松入りしたとのことで驚きました。
今回はバラが題材。塗り方の過程がのっている紙と左側に見本、右側を塗っていくハガキ位の大きさの専用用紙が配られました。
講師から「色の濃いところは強く塗りたいと思うけれど、それはだめです。塗り絵は軽く塗るもの。紙の凹凸に色をひっかけて塗っていってください。
強く塗ると凹凸がなくなってしまうから、それ以上色がのらなくなります。色を濃くしたいときは弱い力でひたすら重ねて塗っていくといいです。
これを皆さんあきらめるのが早くて、濃い色、強い力で塗ろうとするからうまくいかないんです。」とのアドバイスがありました。
塗り方の過程の紙を見て説明を聞いていくと、驚くことばかりでした。
広いスペースを塗るときに、クーピーの先が丸い方が効率がいいと思いがちですが、先端がとがっていても丸くても紙との接地面積は変わらない。
むしろ思った部分とずれた部分を塗ってしまうことになり、非効率的になるとのこと。
なるべく一色を塗り重ねて濃淡をつけ、サーっと塗って後から細かい部分を修正するのではなく、最初から端より丹念にむらなく丁寧に塗ること。
修正は思ったほど効かないため、塗るときは力を入れずになるべく素早く塗ることがコツだそう。回数を多く色を重ねると濃くなっていくため、
はみ出たら消しゴムで消すといいそうです。
講師はバラを8時間かけて塗ったそうです。初心者が講座で2時間で塗るもは難しいそうです。
みなさん「難しい~」「大変~」「まだ塗るの~」と弱音を吐きながらも一生懸命塗っていましたよ。
以前文化センターで塗り絵教室に通っていた人もいましたが、「こんなに丁寧に教えてくれなかった」と言って今日の講座を喜んでいました。
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