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更新日:2024年1月1日
今年度4回目のアクティブシニアは雪印ビーンスターク株式会社静岡事務所の小澤さんを講師としてお招きし、「健康講座」を開催しました。
今まではメタボ(太りすぎ)予防のため、「カロリー・塩分・脂肪制限を」と言われていましたが、最近はフレイル(低栄養)予防のため、「適正カロリー・たんぱく質・ビタミンD・K摂取が必要」と提唱されているそうです。言われてみれば、最近「フレイル」という言葉を耳にする機会が増えてきましたね。
低栄養になると、筋肉量・筋力が低下し、身体機能低下へと繋がっていくため注意が必要とのことでした。
手の親指と人差し指で輪を作りふくらはぎの一番太いところに当ててみる指わっかテストをしました。指が回らない位が筋肉量があり理想的。筋肉を作るためには、材料となるたんぱく質の摂取が欠かせません。色々な種類のたんぱく質を取ることが免疫力アップに繋がるそうです。キーワードは「さあにぎやかいただく」。「さかな」「あぶら」「にく」「ぎゅうにゅう」「やさい」「かいそう」「いも」「たまご」「だいず」「くだもの」の頭文字をとった言葉です。この10品目のうち7品目以上を毎日食べることが理想です。たんぱく質は、1日50gの摂取が必要とのことでした。これは、ただ単に肉を50g取るということではなく、たんぱく質量に換算すると、肉80g、魚70g、たまご1個、豆腐半丁、牛乳1杯を全て摂取する必要があるということだそうです。簡単ではありませんよね。ちょっと難しいなとためらってしまうあなたのために、便利な物も教えていただきました。たんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルが摂取できる大人の粉ミルク等が市販されているそうです。自分に必要なものを上手に取り入れていけると良いですね。
小澤さんには、プロジェクターで資料を投影しながらスムーズに講義をしていただきました。健康維持のための三原則は、栄養、運動、休養。どれも大切です。教えていただいたことを意識し3食バランスよく食べて、低栄養に気をつけましょう。
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