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更新日:2025年1月25日
花火大会や夏祭りが各地で開催される季節となりました。
この季節は、やはりゆかたが似合いますよね。
着物の中でも気軽に着られるゆかた。それでも、あまり出番がなくてタンスにしまい込んでいる方も多いのでは。
そこで、今回の浜松ヒューマンセミナーでは、着物を通して和文化の伝承をおこなっている鈴木陸子先生に「ゆかたを愉しみましょう」と題して、
ゆかたの由来から着こなし方、外出着としてのゆかたの愉しみ方等々、ゆかたについてたっぷり教えていただきました。
毎回講座の前半は、ゆかたについて座学で学び、後半は実際にゆかたの着方を教えていただきました。
座学では、ゆかたの生地や柄、色、染め方について先人の知恵や工夫が詰まっている事などを聴き、みなさん熱心にメモを取っていました。
先生にご持参いただいた様々な種類のゆかたや帯を、実際に見たり触ったりしてその違いを体験しました。
中には仕立て直しながら100年以上着続けているゆかたもあり、その色褪せない風合いに感嘆の声が上がっていました。
ゆかたの着方では、半幅帯の結び方を中心に教えていただきました。
最初は結び方に自信がなかった方も回を重ねるうちに上達し、終り頃にはほとんどの方が先生の手を借りずにきれいに着付けが出来るようになっていました。
最終回は各々好みの結び方で着付けをし、みんなで記念撮影をしました。
さらに、この日は先生の発案で、閉講後ゆかた姿のまま、みなさんでランチへ出かけました!
まさに「ゆかたを愉しみ」尽くした講座となりました。
365日毎日着物を着ている先生曰く、着方や帯の結び方に決まりはあるものの、まずは自己流でもいいので、とにかく洋服を着るように気軽に着物を着てほしいとのことです。
そうすることが、着物という和文化の伝統を引き継ぐことになると、強くおっしゃっていました。
みなさんも、暑さに負けず、ゆかたを着てお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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