緊急情報
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更新日:2025年2月1日
今年も県居協働センターに天文台から移動天文車「きらきら号」がやってきました!
実はこの講座、昨年度夏と冬に2回開催したのですがいずれも天候に恵まれず、十分に観察ができませんでした。
そこで今年リベンジの気持ちで企画しましたが、前日までの天気予報は晴れのち曇り。
またダメかも、と内心あきらめかけていましたが、当日は快晴!夜になっても月明かりが眩しいくらいの天気で、絶好の観察日和となりました。
講師には今回も浜松市天文台から喜澤俊輔先生をお招きしました。
前半は室内で天文講話を聴き、その後駐車場内に設置された望遠鏡や双眼鏡で、思う存分星空を観察しました。
今回は、西の空で月と金星、南の高い位置で「秋の四辺形」、他にも土星や木星、すばるやアンドロメダ銀河などたくさんの星を観察することが出来ました。
土星の環もきれいに観察できたので「わ~、すご~い」と歓声が上がっていました。
事前の天文講話で、かの清少納言が星の中で一番美しいのは「すばる」と表現していた、と聞いてから実際のすばるを観察すると、その輝きが一層みやびに見えました。
毎回ボランティアの方が自前の望遠鏡も設置して、たくさん観察できるようにお手伝いをしていただいています。
望遠鏡には手元のリモコンで見たい星を選択すると自動で標準を合わせてくれる機能がついているものがありますが、1台だけ参加者が自由に触れて操作しやすい望遠鏡を用意していただきました。
みなさん操作しながら星を探すことに苦戦していましたが、自分の力で星を観察できた時の喜びは大きく、早速おうちの方に「望遠鏡が欲しい!」とお願いしている声も聞こえてきました。
講師の喜澤先生も、星については未知のところがまだたくさんある、とおっしゃっていました。
わからないことがあるからこそ、星の光には人を魅了する力があるのかもしれません。
この講座をきっかけに星に興味を持つ方が増えてくれるといいなと願っています。
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