緊急情報
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更新日:2023年4月3日
はままつの文化財
No.14 平成20年6月26日
鳥居松遺跡の発掘現場のようすをお知らせします。
印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。
鳥居松遺跡の発掘調査は、6月26日をもって完全に終了いたしました。
今後は、浜松市埋蔵文化財調査事務所(西区神原町)において、膨大な出土品の整理作業に移行します。
今回の調査では、木簡や金装大刀、家形土器など注目できる出土品が数多く、市内でも有数の重要遺跡であることが確かめられました。
現地調査に対するご協力に感謝するとともに、今後とも、鳥居松遺跡にご注目いただきますよう、お願い申し上げます。
伊場大溝(川の跡)の調査風景
(2008年3月25日撮影)
北側の調査区で確認した川の跡からは、奈良時代の文字が書かれた木の札(木簡・もっかん)や金装大刀など、多くの貴重な遺物が出土しました。
今回の調査で、鳥居松遺跡は質、量ともに浜松市内でも屈指の重要遺跡であることが確かめられました。
1月から6月までの発掘調査で出土した遺物量は膨大で、収蔵コンテナ500箱分を超えています。
これからの整理作業で新たな発見があるものと期待しています。
長期にわたる発掘調査では、多くの方々に遺跡にご来訪いただき、励ましの言葉を頂戴いたしました。
暖かく見守ってくださった皆様方のご厚意に、改めてお礼申し上げます。
私たちが発掘調査を行っていました。
今後も鳥居松遺跡にご注目ください!
○今後の連絡先
浜松市埋蔵文化財調査事務所 TEL:053-485-3465
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