鳥居松遺跡通信No.9

はままつの文化財

No.9 平成20年4月15日

鳥居松遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。

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鳥居松遺跡通信No9 （PDF：745KB）

発掘調査の一日を紹介します

発掘調査というと、考古学の専門家がハケを使って遺物(土器等)を掃除している姿が思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし、調査は専門家だけで進められているのではありません。

鳥居松遺跡の発掘調査には、専門調査員の指導のもと、多くの人たちがかかわっています。
その人たちとは、現地作業にたずさわる作業員、出土した土器を洗ったり整理したりする作業員、遺跡の図面をかいたり遺物の出土位置を測量したりする調査員などです。
こうした多くの人たちのチームワークによって、貴重な遺跡の全様が明らかになっていくのです。

今回は、発掘現場での一日の作業風景を紹介します。

「今日もたくさん掘り出すぞ～！」	土器が出てくる地層まで掘り下げます。
土器が見えてきました。	「たくさんあるね。慎重に、慎重に・・・」
丁寧に掘り進めていきます。	ベルトコンベアーが大活躍。
筆を使い、大事に土をはらっていきます。	こんなにたくさん出土しました。

土器が出た位置を記録します。	「しっかり記録しないとね」「お任せください！」
土器を洗っています。「模様が見えてきました」	土器の破片に番号をつけています。