緊急情報
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更新日:2023年4月3日
はままつの文化財
No.8 平成20年4月5日
鳥居松遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。
印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。
木簡や金の刀など貴重な遺物が出土した伊場大溝(いばおおみぞ)を、完全に掘りあげました。
今回の調査で確認した溝の規模は幅25m、深さ3mにも及びます。
大溝の底では、古墳時代後期(約1450年前)の土器が、大量に出土しました。
中には、土器が敷き詰められたような状態で出土した部分もありました。
当時の大規模な集落が大溝の近くにあったことをうかがわせます。
大溝底面の土器集積
大溝の底から出土した土器の量は驚くほど多く、収蔵用コンテナで100箱を超えました。
4月中旬から、今までに調査した部分の埋め戻しを行い、新たな調査区の掘削を始めます。
このため、5月上旬まで発掘調査を一時、休止します。
この間、出土品などの見学は可能です。
ぜひ、発掘調査現場に足をお運びください。
浜松駅から遠州鉄道バス4番のりば
浜名線
10系統「舞阪・弁天島・湖西」行き
12系統「高塚経由 馬郡」行き
「森田」バス停下車 徒歩3分
○現地連絡先
鳥居松遺跡調査事務所(浜松市) TEL:442-0087
所在地:浜松市中区森田町
調査期間:平成20年1月~6月末
作業時間:午前8時45分~午後4時45分(平日のみ、雨天休止)
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