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更新日:2023年4月3日

東原遺跡通信No.1

はままつの文化財

No.1 平成21年8月10日

東原遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。

印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。

東原遺跡通信No.1 (PDF:686KB)

東原遺跡の第34次発掘調査を開始しました。

東原遺跡は、古くからその存在が知られている大きな遺跡で、1960年代から地元の浜名高校史学部による発掘調査が継続して行われてきました。
その後、旧浜北市教育委員会や県埋蔵文化財調査研究所による調査が行われ、一昨年浜松市文化振興財団が行った33次調査は皆さんの記憶に新しいところではないでしょうか。
今回34次調査として、8月から12月までの予定で遠州鉄道芝本駅南側、踏切を挟んで約320mにわたって線路の下の部分を中心に調査をすることになりました。

調査区域

最初に、8月3日から踏切北側A工区の調査を開始しました。
パワーショベルで地表の土を20~40cm程度取り除くと、その下からは約1800年前の弥生時代後期の地層が現れるのです。
そこから人力で慎重に土を削っていくと、土の色の違いとともに、弥生時代の人々の生活の痕跡が見えてきます。

現在、調査を開始して1週間ですが、竪穴住居と思われる跡が10軒以上見つかり、弥生土器の破片も大量に出土していることから、今回の調査区も弥生時代の集落の中にあることがはっきりわかってきました。

1.表土の厚さを見極めながら重機で掘ります

2.土の乾燥を防ぐためにシートで覆います

3.土の色に注意しながら人力で少しずつ削ります

4.竪穴住居の輪郭が現れました

5.竪穴住居が3軒重なり合って見えてきました

遺跡の見学について

遺跡の発掘作業は平日、午前8時30分~午後4時30分に実施しています(雨天時は作業を休止します)。
作業時間内でしたら、調査現場は見学いただけます。
なお、現地は危険な箇所がありますので、作業時間以外の調査地内への立ち入りはご遠慮願います。

東原遺跡の地図

編集発行
浜松市埋蔵文化財調査事務所 TEL:485-3465

現地連絡先
東原遺跡調査事務所 TEL:586-1233

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お問い合わせ

浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

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