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更新日:2018年3月30日
病院事業会計のうち、浜松医療センターにおいては、平成28年度決算で1億7,651万円の黒字になりました。浜松市リハビリテーション病院においては、6,944万円の赤字になりました。これは、新病院建設により、患者数の増や病床利用率向上に伴い医業収益は増加したものの、固定資産の増に伴い減価償却費等が増加したことによるものです。浜松市国民健康保険佐久間病院においては、8万円の黒字となりました。これは、過疎化等に伴う患者数減少の影響により、前年に引き続き医業収益は減ったものの、一般会計からの繰入金が増加したことによるものです。
3つの病院を合わせた病院事業全体の資産は313億7百万円、負債は207億5千6百万円、資本は105億5千1百万円となっており、詳しくは次のとおりです。
(1)浜松医療センター
平成29年3月31日現在
資産 20,737百万円 |
負債 13,398百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 17,877百万円 (2)無形固定資産 4百万円 (3)投資 470百万円 2 流動資産 2,386百万円 |
1 固定負債 11,292百万円 2 流動負債 1,576百万円 3 繰延収益 530百万円 |
資本 7,339百万円 |
|
1 資本金 2,966百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 1,098百万円 (2)利益剰余金 3,275百万円 |
資産合計 20,737百万円 |
|
負債・資本合計 20,737百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
20,737百万円 |
|
13,399百万円 |
|
7,339百万円 |
(2)浜松市リハビリテーション病院
平成29年3月31日現在
資産 8,447百万円 |
負債 6,094百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 7,495百万円 (2)無形固定資産 3百万円 (3)投資 256百万円 2 流動資産 693百万円 |
1 固定負債 5,550百万円 2 流動負債 416百万円 3 繰延収益 128百万円 |
資本 2,353百万円 |
|
1 資本金 57百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 2,481百万円 (2)欠損金 185百万円 |
資産合計 8,447百万円 |
|
負債・資本合計 8,447百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
8,447百万円 |
|
6,094百万円 |
|
2,353百万円 |
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
平成29年3月31日現在
資産 2,223百万円 |
負債 1,363百万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 1,683百万円 (2)無形固定資産 0百万円 (3)投資 67百万円 2 流動資産 473百万円 |
1 固定負債 622百万円 2 流動負債 160百万円 3 繰延収益 581百万円 |
資本 860百万円 |
|
1 資本金 617百万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 165百万円 (2)利益剰余金 78万円 |
資産合計 2,223百万円 |
|
負債・資本合計 2,223百万円 |
||
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
2,223百万円 |
|
1,363百万円 |
|
860百万円 |
(1) 浜松医療センター
資産
資産は5億9,736万8千円の減となっています。
これは、主に有形固定資産、現金預金の減少によるものです。
負債
負債は7億7,388万2千円の減となっています。
これは、主に企業債の償還に伴う固定負債の減少によるものです。
資本
資本は1億7,651万4千円の増となっています。
これは、主に利益剰余金の増加によるものです。
(2) 浜松市リハビリテーション病院
資産
資産は2億2,024万4千円の減となっています。
これは、主に有形固定資産の減少によるものです。
負債
負債は1億5,080万7千円の減となっています。
これは、主に企業債の償還に伴う固定負債の減少によるものです。
資本
資本は6,943万7千円の減となっています。
これは、主に欠損金の増加によるものです。
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
資産
資産は1,598万3千円の増となっています。
これは、主に現金預金の増加によるものです。
負債
負債は1,446万6千円の増となっています。
これは、主に退職給付引当金の増に伴う固定負債の増加によるものです。
資本
資本は151万7千円の増となっています。
これは、主に資本剰余金の増加によるものです。
バランスシートから病院事業の財務内容は健全といえるでしょうか
3つの病院を合わせた病院事業全体の利益剰余金は31億6,797万円となっており、財務内容は健全であるといえます。
一方、企業債借入金が多額の残高となっており、将来の財政負担となることが課題です。
少子・高齢化が急速に進展するなか、保健医療システム、診療報酬体系、医療保険制度といった医療制度改革が進められ、医療を取り巻く環境が大きく変化しています。
このような中、自治体病院としての使命を果たしていくとともに、効率的な経営を目指し、多様化・高度化する市民の医療ニーズに対応した安全・安心な医療を提供してまいります。
浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院及び浜松市国民健康保険佐久間病院について、詳しくお知りになりたい方は、
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