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更新日:2026年4月28日

令和6年度下水道事業会計決算について1

1.経営の基本方針について

人口減少や環境保全意識の高まりなどの社会環境の変化、資産の大量更新時期の到来、さらには大規模地震や局地的豪雨といった自然災害への対応など、下水道事業を取り巻く環境は大きく変化しています。

このような状況下、令和6年度までを計画期間とした「浜松市下水道ビジョン」実現のため、施策目標の達成状況や年次計画の進捗状況などを管理するとともに、実効あるPDCAサイクルの推進により健全な下水道経営に努めています。

下水道事業の基幹収入である下水道使用料は、今後人口減少などによる有収水量の減少に伴い収入減が見込まれることから、下水道施設全体の持続的な機能確保を図りながら、ライフサイクルコストの低減・平準化に努めています。また、企業債残高の削減や、浜松市公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業(以下「西遠運営委託事業」という。)をはじめとした民間活力を生かした事業運営などにより、財務状況の改善を図っています。

2.令和6年度事業実施状況

(1)主な取組状況

アセットマネジメント計画に基づく管きょや施設の整備を実施し、建設改良費は前年度比0.5億円減の54.7億円を執行しました。

公共下水道事業では、管きょ整備として、浅田幹線管きょ耐震化工事などの地震対策事業や、中部処理区枝線管きょ改築工事などの改築更新事業、東美薗幹線及び馬込第6処理区枝線管きょ築造工事などの未普及解消事業を実施するとともに、施設整備として、参野雨水ポンプ場の沈砂池設備や中部浄化センターの汚泥焼却設備などの改築更新を実施し、49.1億円を執行しました。

また、特定環境保全公共下水道事業では、城西浄化センター水処理設備の改築や湖東中継ポンプ場管理棟の耐震補強などを実施し、3.2億円を執行しました。

コンセッション整備事業費は、西遠浄化センターの電気設備や汚泥濃縮及び汚泥脱水機械設備などの改築更新を行い、13.8億円を執行しました。

(2)業務実績表

現在排水人口は前年度に比べ0.1ポイント減の64万2,027人となり、住民基本台帳人口78万1,011人に対する普及率は、前年度に比べ0.5ポイント増の82.2%となりました。また、水洗化戸数は前年度に比べ3,205戸増の31万9,025戸、水洗化率は0.1ポイント増の97.1%となりました。
有収水量は前年度比0.3ポイント減の7,184万8,940立方メートル、有収率は前年度から1.2ポイント減の83.2%となりました。

項目

単位

令和4年度 令和5年度 令和6年度

前年度比

(%)

計画排水面積

ヘクタール

17,414 17,414 17,548 100.8

現在排水面積

14,218 14,232 14,389 101.1

計画排水人口

人

667,945 665,856 666,245 100.1

現在排水人口

643,939 642,426 642,027 99.9

人口普及率

%

81.5 81.7 82.2 (0.5)

水洗化可能戸数

戸

323,904 325,667 328,637 100.9

水洗化戸数

313,604 315,820 319,025

101.0

水洗化率

%

96.8 97.0 97.1 (0.1)

管きょ延長

キロメートル

3,625 3,631 3,680 101.3

処理水量

立方メートル

94,154,096 94,060,398 95,826,860 101.9

汚水量

85,322,459 85,403,157 86,374,808

101.1

雨水量

8,831,637 8,657,241 9,452,052 109.2

有収水量

立方メートル

72,553,014 72,053,568 71,848,940 99.7

有収率

%

85.0 84.4 83.2 (△1.2)

職員数

人

94 93 95 102.2

有収水量
1立方メートル当たり

使用料単価

円

131.93 131.75 128.32 97.4

処理原価

107.01 105.52 107.41 101.8

差引

24.92 26.23 20.91 79.7
1戸当たりの有収水量 立方メートル 231.4 228.1 225.1 98.7

1計画排水人口は、事業計画区域内における現況人口

2前年度比欄の(数字)は増減ポイント数

3表示単位未満を四捨五入していますので、内訳と合計や、伸率等の計算が一致しないことがあります(以下、同様の扱い)

3.令和6年度決算状況

(1)収益的収支

収入では、下水道使用料の減や企業債利息などの汚水資本費の減に伴う一般会計負担金の減などにより、合計で前年度に比べ3億4,688万円減の205億6,084万円となりました。

支出では、減価償却費・資産減耗費の増などがある一方、企業債利息の減により、合計

で前年度に比べ3,513万円減の183億6,168万円となりました。

この結果、収支差引では、前年度に比べ3億1,176万円減の21億9,917万円となりました。

(税込、単位:千円)

区分

令和4年度

令和5年度

A

令和6年度

B

増減
(B-A)

収入

下水道使用料

10,529,388 10,442,689 10,141,788 -300,901

他会計負担金

4,593,153 4,618,741 4,550,057 -68,684

長期前受金戻入

5,604,530 5,563,277 5,579,480 16,204
特別利益 121,014 41,829 13,067 -28,761

その他

213,045 241,190 276,449 35,259

収入合計

21,061,130 20,907,726 20,560,842 -346,884

支出

人件費

558,041 459,677 497,108 37,432

維持管理費

3,506,832 3,639,358 3,636,407 -2,951

減価償却費・資産減耗費

12,628,424 12,545,920 12,621,267 75,347

利息

1,936,030 1,751,846 1,606,893 -144,953

支出合計

18,629,328 18,396,801 18,361,675 -35,127

収益的収支差引

2,431,802 2,510,925 2,199,168 -311,757

 

(2)資本的収支

収入では、受益者負担金・工事負担金などの減がある一方、国庫補助金などの増により、合計で前年度に比べ4億8,275万円増の96億3,353万円となりました。

支出では、建設改良費などの減がある一方、コンセッション整備事業費の増により、合計で前年度に比べ5億2,802万円増の190億1,633万円となりました。

この結果、93億8,279万円の収支不足を生じましたが、損益勘定留保資金などで補てんしました。

なお、企業債残高は、前年度に比べ57億5,288万円減の1,216億8,685万円となりました。

(税込、単位:千円)

区分

令和4年度

令和5年度

A

令和6年度

B

増減
(B-A)

収入

企業債

6,214,400 5,982,900 6,089,200 106,300

他会計出資金

917,077 874,699 927,474 52,775

国庫補助金

1,817,484 2,003,938 2,385,719 381,781

受益者負担金・工事負担金

175,790 187,754

129,889

-57,864

他

101,291 101,493 101,250 -243

収入合計

9,226,042 9,150,784 9,633,532 482,748

支出

建設改良費

5,439,415 5,519,874 5,474,185 -45,688

コンセッション整備事業費

516,879 779,400 1,378,841 599,441
企業債償還金 12,567,721 12,189,027 12,163,299 -25,729

支出合計

18,524,015 18,488,301 19,016,326 528,024

資本的収支差引

-9,297,973 -9,337,518 -9,382,794 -45,276

企業債残高

133,645,853 127,439,726 121,686,847 -5,752,879

(3)特例的収入及び支出

令和6年4月1日に経営統合した農業集落排水事業から承継した前年度未収金及び未払金は下記のとおりとなりました。

(単位:千円、%)

区分

令和4年度

令和5年度

A

令和6年度

B

増減
(B-A)

特例的収入

- - 4,566 皆増
特例的支出 - - 3,652 皆増

(4)資金残高

資本的収支不足額に対する補てん財源となる資金残高は前年度から2億7,954万円減少し、43億8,010万円となりました。

コンセッション整備事業費の増などにより資本的収支不足額は前年度から4,528万円増加するとともに、当年度純利益の減により補てん可能財源が2億3,427万円減少したため、資本的収支不足額に対する補てん後の資金残高は2億7,954万円減少しました。

(単位:千円)

区分

令和4年度

令和5年度

A

令和6年度

B

増減
(B-A)

資金残高

4,641,426 4,659,641 4,380,098 -279,543

 

資金の変動要因

区分

令和5年度

A

令和6年度

B

増減
(B-A)

資金の源泉

前年度から繰越した資金

(前期末資金残高)

4,641,426 4,659,641 18,214

当年度分損益勘定留保資金

6,844,808 6,903,118 58,311

当年度純利益

2,162,794 1,829,403 -333,391

当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額

348,130 370,729 22,599

資金の源泉の計(X)

13,997,159 13,762,891 -234,267

資本的収支不足額に対する補てん(Y)

9,337,518 9,382,794 45,276

当期末資金残高(X-Y)

4,659,641 4,380,098 -279,543

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浜松市役所財務部財政課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2274

ファクス番号:050-3730-0119

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