更新日：2018年3月23日

主要事業(111)

◇ 平成30年度当初予算の主要事業

浜松市交通事故ワースト1脱出事業

【この事業のお問い合わせ】

• 土木部道路企画課(電話:457-2375)

1　目的

浜松市交通事故ワースト1脱出作戦の一環として、交通事故発生割合が最も多く、かつ重大事故に繋がる危険性の高い交差点及び交差点付近について、交通事故を未然に防ぐ即効性の高い対策、区画線の修繕や緊急性の高い通学路の安全対策を実施する。

2　背景

• 浜松市の人身交通事故件数は、人口10万人当たりに換算すると政令指定都市中ワースト1であり、平成27年度から平成29年度までの3年間の取組として、浜松市交通事故ワースト1脱出作戦を実施してきた。
• 対策実施前の平成26年と比較して、平成29年の人身交通事故件数は968件減少（11％減）しており、事業の効果が認められることから、幹線道路の事故危険箇所や交通事故発生割合の高い交差点等での交通事故対策を実施する。
  
• 平成30年度から平成32年度における浜松市交通事故ワースト1脱出に向けての事業の継続を浜松市交通事故防止対策会議で決定した。

3　事業内容

（1）交差点リフレッシュ事業　100,000千円

• 対策内容：道路法定外表示（止まれ）の設置等、交差点前後及び単路部の区画線更新
• 対策箇所：市内交差点約5,000か所に法定外表示を設置、約9,000か所の区画線更新

（2）交差点等事故削減対策　67,000千円

• 対策内容：交差点改良等（交差点コンパクト化・カラー化、注意喚起の路面表示等）
• 対策箇所：市内20か所×約3,350千円/1か所

（3）幹線道路における事故危険箇所対策　325,000千円

• 対策内容：幹線道路の事故危険箇所を対象とした交差点改良や路面表示等（市内7か所）

（4）生活道路等における安全対策、ゾーン30対策　70,000千円

• 対策内容：生活道路における車両進入抑制や速度低下等の面的な安全対策

（5）通学路安全対策　70,000千円

• 対策内容：児童・生徒の安全な歩行空間等確保のための対策等（歩道設置、側溝改良等）

（6）自転車走行空間等整備事業　20,000千円

• 対策内容：安全で快適な自転車利用環境の整備（道路路肩への自転車走行部分の明示等）

4　事業費　652,000千円（財源：国　201,850千円、市債　148,300千円）

※交通安全施設等整備・修繕事業　2,673,540千円の一部

• 工事費　435,000千円
• 補償、補填及び賠償金　130,000千円（物件補償）
• 委託料　45,000千円（設計、調査、測量）
• 公有財産購入費　42,000千円（土地購入）