更新日:2017年3月24日
主要事業(89)
◇ 平成29年度当初予算の主要事業
〈新規〉バーチャルパワープラント構築事業(官民連携による蓄電池導入事業)
【この事業のお問い合わせ】
- 産業部エネルギー政策課(電話:053-457-2503)
1 目的
昼間の余剰電力を蓄電し、需要が上回る夕方以降に放電するなど、再生可能エネルギー由来の電力を最大限活用するため、官民連携により公共施設へ蓄電池を導入し、エネルギーの地産地消を推進する。
2 背景
- 経済産業省は、蓄電池を活用した再生可能エネルギー電力の安定活用を図るビジネスモデルを支援するため、平成28年度から「バーチャルパワープラント構築事業」を開始
- 再生可能エネルギーの代表である太陽光発電は、昼間には電力の余剰が生じているものの、電力需要が多い夜間は発電ができず、需給の不均衡が生じている
3 事業内容等
(1) 事業内容
公共施設への蓄電池の設置・運営を官民連携により実施する
- 設置場所:平常時に一定以上の電力需要があり、かつ非常時の拠点となる公共施設
- 設置方法:設計・施工から運用までを一括して民間事業者に発注するDBO方式を採用
- 公募:
効果的な設置場所や蓄電池の規模など、民間のノウハウを最大限活用した事業を実施するため、企画提案を募集する
(2) 事業効果
導入される蓄電池は、平常時には再生可能エネルギー電力の有効活用及び公共施設の電力需要量の削減のために活用すると共に、非常時には系統から切り離して公共施設内に電力を供給することで防災機能を強化できる。
〈活用イメージ図〉

4 事業費 100,000千円(財源:基金繰入金 100,000千円)
