更新日:2017年3月24日
主要事業(69)
◇ 平成29年度当初予算の主要事業
鳥獣被害対策実施隊の設置
【この事業のお問い合わせ】
- 産業部農業振興課(電話:053-457-2332)
1 目的
浜松市内における鳥獣による農作物への被害を防止、軽減させるため、防護活動を中心とした浜松市鳥獣被害対策実施隊を設置する。
2 背景
- 市内の農作物の鳥獣被害は深刻(平成26年度5,599万円、平成27年度4,454万円)であり、浜松市鳥獣被害防止計画に基づく被害対策をより効率的に実施する必要がある
- 平成27年に北区・天竜区の農業者等を対象に実施したアンケート調査では、鳥獣被害の主な減少理由に防護柵・電気柵の設置が挙がっており、防護活動が最も効果が表れやすい
- 集落単位で鳥獣被害対策の中心的人材が育ち始めており、公助から住民主体の防護活動への移行を進め、より効率的な鳥獣被害対策を実施する
3 事業内容
(新規)市長に委嘱された実施隊員による鳥獣被害対策活動の実施
(1) 概要
- 任期:1年
- 名称:「鳥獣被害対策ジモリーズ」(地元住民が森と共生し畑を守る、の意)
- 隊員数:民間隊員14人、市職員8人
(2) 活動内容
- 防護柵設置推進活動
大規模防護柵に関する住民対象の研修会実施、地域の防護柵巡回点検
- ニホンザル被害対策推進活動
生息環境管理(緩衝帯の整備)、住民対象の追払い研修会の実施
- 鳥獣被害状況の巡回調査活動
- 地区鳥獣被害対策検討会議の開催
4 事業費 2,333千円(財源:県 1,881千円)
※鳥獣被害対策実施隊員報酬452千円及び農作物被害対策支援事業83,689千円の一部
- 備品購入費 800千円(研修会用電気柵、エアガン、センサーカメラ等)
- 需用費 656千円(捕獲用資材、追い払い用ロケット花火等)
- 報酬 452千円(鳥獣被害対策実施隊員報酬)
- その他 425千円(緩衝帯の整備等、研修会会場借上料等)
