更新日：2014年3月14日

主要事業(81)

◇ 平成26年度当初予算案の主要事業

津波対策事業

危機管理監危機管理課

目的

　静岡県第4次地震被害想定を踏まえ、津波による人的被害を最小限にすることを目的として、防潮堤整備に係る土砂確保、津波避難施設の整備、災害時の情報通信手段確保等の対策を実施する。

事業内容・事業費

（1）防潮堤土砂確保 1,066,748千円

• 阿蔵山開発区域からの土砂掘削・破砕業務、土砂破砕プラント設置
• 阿蔵山後期工区土砂搬出準備（立木伐採、土質試験、仮設調整池整備ほか）
• 土砂運搬に係る周辺地域対策（騒音・振動調査、土砂運搬路整備・舗装修繕ほか）

（2）津波避難施設の整備 77,787千円

 津波避難マウンドの整備に係る設計・測量

• 新設1ヶ所：西区舞阪町 弁天島公園内

25年度末の整備状況（完成予定数）
津波避難マウンド 2ヶ所、津波避難タワー 7ヶ所

 津波避難施設への避難補助設備の整備
災害発生時の迅速かつ円滑な避難及び避難後の安全確保を目的として、津波避難施設へ避難補助設備を整備

• 津波避難施設入口への無電源開錠キーボックス設置 39棟
  夜間休日に施錠される公共の津波避難施設の入口に、震度5強程度以上の地震動で自動開錠されるキーボックスを設置
• 津波避難タワー屋上への備蓄品収納ボックス設置 7ヶ所
  津波避難タワー屋上に最低限の防寒具等を備蓄できる収納ボックス（ベンチ型）を設置

 津波避難施設等整備事業費補助金
民間事業者等による津波避難施設設置 に対し補助

（3）津波災害時の情報通信確保対策 10,518千円

 津波監視カメラ機能向上工事
津波監視カメラへの非常用電源（蓄電池）及び複数通信手段（無線・衛星回線）の確保 4台

（4）排水機場、樋門耐震化調査 4,600千円

津波遡上が想定される馬込川・芳川に設置の排水機場、樋門における耐震化調査 2ヶ所

（5）総事業費 1,163,050千円（財源 国 10,509千円、繰入金 918,044千円、市債 4,100千円）

委託料 795,352千円

工事請負費 313,541千円

負担金補助及び交付金 50,000千円

その他経費 4,157千円（旅費、需用費など）