消防・救急体制の整備（消防ヘリ）

1　消防へリコプター・ヘリポート整備事業

事業費　1,592,415千円

合併により、拡大した市全域の消防力を強化し、市民サービスの向上を図るため、消防ヘリコプターを整備する。
また、県内の災害をはじめ、他都市で起きた大規模災害時には緊急消防援助隊航空部隊として活動することにより、政令指定都市としての重責を果たす。
なお、緊急時には医師のピックアップ方式（ヘリコプター着陸可能な病院等の医師を遠隔地の現場などへ搬送する方式）による迅速な救命治療を可能とするドクターヘリ的な活用についても、医療機関と調整をはかり協議を進めていく。

平成20年度事業計画
- ヘリコプターの発注、ヘリコプターテレビ電送システム地上設備工事、ヘリポート土木工事、格納庫・事務所等の建築設計など
  ※平成22年度運航開始予定
運航体制等
- 消防ヘリコプター1機を運航
- 365日、毎日勤務の日勤体制
  （大規模災害時等には夜間でも隊員を召集し、対応する）
- 隊員9人（操縦士3人、整備士2人、救助隊員4人）

2　北遠地域の救急高度化

事業費　5,400千円

北遠地域の救急高度化は、遠距離搬送が予測されることから喫緊の課題であり、救急救命士が配置されていない「佐久間救急隊」「水窪救急隊」へ救急救命士を計画的に配置し、救急車両を高規格化する。
北遠地域は、佐久間病院がメディカルコントロール体制の核となることから、佐久間病院との連携をより密にし、早期に北遠地域の救急高度化を進めていく計画。