浜松市雄踏文化センターの事後評価結果

浜松市雄踏文化センター

令和3年4月1日～令和8年3月31日

名称：東海ビル管理グループ(東海ビル管理株式会社、株式会社ピーアンドピー)

所在地：浜松市東区和田町708番地の1

(1)　選定会議の構成

　委員長　仲井　英之　西区長（欠席）

　副委員長　鈴木　克尚　西区副区長

　委員　鈴木　一有　西区まちづくり推進課長

　委員　鈴木　孝治　西区長寿保険課長

　委員　村田　和彦（第三者委員＝運営面）

　委員　鈴木　年訓（第三者委員＝利用面）

(2)　審査日時　令和5年7月28日（金曜日）午後1時30分～午後4時30分

(3)　評価点　81.3／100点

1　施設運営管理方針に関する項目

(1) 施設の性格や目的の理解

4

3.4

(2) 施設の効用が発揮されるものであること

5

4.4

小計

9

7.8

2　事業提案(計画)に関する項目

(1) 事業の具体的取組み方(機能性)

10

8.2

(2) 施設の管理体制・運営職員の配置(責任性・実効性)

10

7.9

(3) 適正な管理・経理(明瞭性・規律性)

9

(4) 安全管理・緊急時への対応(安全性)

6

10

6

6

小計

57

3　指定管理者に関する項目

(1) 団体の物的・財政的能力(経営の健全性)

6

(2) 施設の運営実績(団体の能力)

6

(3) 団体の地域貢献(地域の活性化)

11

小計

23

4　指定管理料に関する項目

(1) 収支計画の妥当性

11

8.7

小計

11

合計

100

5　利用状況

6　事業執行(管理運営)に対する全体的な評価

　コロナ禍に加え、8カ月にも及ぶ改修工事に伴う大ホールの貸館停止があり、利用料金収入及び利用人数が前年度と比べ減少し、厳しい結果となった。

　しかしながら、従来の大ホール利用者に対し、イベントホールなど他の部屋への利用を促すなど、利用を減らさない工夫に努め、利用件数は前年度と比べ増加に転じた。

　収支状況については、利用料金の減少、電気料金やガス料金の高騰及び人件費の高騰などにより、大幅な赤字となった。

　厳しい運営環境においても、利用者サービス向上のため、デジタルサイネージにより、災害時情報、施設予約案内、各種イベントのデジタル告知を行ったほか、あらたにInstagramの運用を開始し、その他のSNSを活用する中で、情報発信の工夫と広報活動に力を入れた点は高く評価できる。

　「コロナ禍の前、それ以上のにぎわいを取り戻そう」と熱意を持って取り組んでいる様子が窺える。

　市民サービスの向上、自主事業の開催など指定管理者として十分に運営できていると認められ、80点以上の高評価となった。

7　来年度の事業執行(管理運営)に対する要望、指導事項等

• 本来業務び収支が赤字である。大ホールの貸館は再開されたものの、社会情勢として、電気料金やガス料金の高騰及び人件費の高騰が現在も続いている。そのような状況の中で、経営の健全性について、あらためて確認されたい。
• 引続き、市民サービスの向上及び自主事業の運営に力を入れていただくともに、充実した広報活動の展開により、新たな利用者の発掘にも努めていただきたい。
• 施設の安全確保に努めていただくとともに、地域の各種団体とさらなる連携を図り、生涯学習の推進及び文化の振興に努めていただきたい。

-1.5

0

-1.5

0

-1.0

0

-0.4

0

-0.3

0

-0.3

0

合計

-

0