緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年5月18日
浜松市歴史的風致維持向上計画が令和4年3月25日に主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)の認定を受けました。
また、令和4年6月1日に国土交通省において認定式が行われ、泉田国土交通大臣政務官から浜松市長へ認定証が手渡されました。
主務大臣から受領した認定証
認定式の様子
「歴史的風致維持向上計画」(以下、「歴まち計画」と略記)は、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(歴史まちづくり法)に基づき、歴史的なまちなみと一体となって、風情、情緒、たたずまいのある良好な市街地の環境を維持・向上させ、後世に継承していくための計画です。
歴史まちづくりをすすめる自治体が「歴まち計画」を作成し、これを国(主務大臣:文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)が認定することで、国からの財政的、技術的な支援を受けることができるようになります。
「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動と、その活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義(歴史まちづくり法1条)しており、ハードとしての建造物と、ソフトとしての人々の活動を合わせた概念です。
「歴史的風致」の概念図
令和4年度(2022)から令和13年度(2031)までの10年間
本計画は、「浜松市歴史的風致維持向上計画策定庁内検討会」及び「浜松市歴史的風致維持向上協議会」による検討、協議を経て策定しました。
また、策定にあたっては、市民や関係団体へのアンケート、ヒアリング、パブリックコメントによる意見募集及び浜松市文化財保護審議会などへの意見聴取を行いました。
市民からは、浜松市の中心地から浜名湖までの地域に対して多くの意見が寄せられました。それらの意見は計画書の内容へ反映を行うものや、今後の歴史的風致の変更や追加を行ううえでの参考となるものがありました。
本計画では、歴史的建造物の保存・活用や歴史と伝統を反映した人々の活動の継承に取り組むとともに、歴史的建造物を取り巻く環境の保全を図ります。また、これらの取組とあわせて本市の歴史文化の魅力を情報発信するなど、歴史的風致の認識を高めることにより、一体的に歴史的風致の維持及び向上を図ります。
重点区域を設定する土地の区域の要件として、「文化財保護法の規定により重要文化財等として指定された建造物の用に供される土地」と定められているほか、「当該区域において歴史的風致の維持及び向上を図るための施策を重点的かつ一体的に推進することが特に必要であると認められる土地の区域」である必要があります。(歴史まちづくり法第2条第2項。)本計画では、これらの法定要件に基づき、本市における重点区域の位置及び区域を設定しました。
令和5年3月31日計画の変更の認定
令和5年3月軽微な変更の届出
本計画については、土地政策課(本庁舎6階)、文化財課(本庁舎3階)、各区役所まちづくり推進課、各区協働センター・ふれあいセンター、各図書館等で閲覧できます。
浜松市歴史的風致維持向上計画に位置付けた様々な事業を、国の支援事業を活用しながら実施しています。これらの進捗状況について、進行管理・評価制度に基づき自己評価を行っています。
お知らせ
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください