更新日：2019年3月31日

歩危の湧き水

「四季の風景を楽しみながら」（PDF：185KB）

「気持ちいいんだよね。この湧き水にはいつも世話になってるよ」
声を掛けると、ランニングの途中だそうだ。たしかに、気持ちよさそうである。

国道473号に沿って、佐久間支所から浦川方面に車でおよそ3分。水車の模型が目印となる歩危の湧き水。ここは佐久間ダムに向かう交差点に位置し、近くには、天竜消防署佐久間出張所や中部大橋（通称；B型鉄橋）がある。

「歩危」とは、その字が示す通り、歩くと危険との意味があり、その昔、絶壁の山からの落石が危険であることからこう呼んだといわれている。しかし、現在は、落石防止柵も設置されており、安心して通行できるのでご安心を。

ここは、地元のお母さんたちが、いつも季節の花を植栽して私たちを迎えてくれる。春は桜とチューリップの共演、夏から秋にかけてはサルビアの大行列、冬には葉ボタンやパンジーの行進と、四季を問わず道行く人たちの目を楽しませる。水車と花、鉄橋、そして湧き水…このコラボレーションには、カメラなしではいられない。

（注意）「天竜区の水」は、滝や池なども含めた天竜区のさまざまな水資源を紹介するものであり、「飲み水」として紹介するものではありません。飲用として保障するものではありませんので、ご自身の責任と判断において親しまれるようお願いいたします。