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更新日:2019年3月31日

日々オールを漕ぐ人たち

「ゴールした後、湖面に広がる景色は私たちだけのもの」(PDF:206KB)

水上でしか味わえない景色がある

天竜区の船明ダム湖にある「伊砂ボートパーク」では、練習を終えた地元・天竜高校のボート部の部員たちがボートを陸に上げているところだった。

ボート部は男女合わせておよそ20人で活動している。夏場は朝8時半から練習。一日で漕ぐ距離は15キロほどにもなるそうだ。学校がある日には、放課後すぐに自転車でボート場へ向かう。30分ほどで到着するが「これもアップの一環です」と、現在、このボート部を束ねている部長が笑顔で話してくれた。

中学時代は、ソフトテニスをやっていたという彼女は、高校からボートの世界に足を踏み入れたそうだ。「ボートは種目によって、魅力が違うところが面白いですね。2人で漕ぐのと、もっと大勢で漕ぐのとでは、技術的なことも、呼吸を合わせる難しさも違いますし、その中で自分の得意、不得意なところが見えてくるんです」一緒に乗る相手と息を合わせることで、一体感を持つことができるスポーツなのである。

彼女はゴール地点で見る景色が一番好きだと話してくれた。「最後まで漕ぎ切ったという感覚がいいんです。今漕いで来たところにブイがずらっと並んでいる感じが。岸からでは絶対に味わえない、ボートの上でしか味わえない景色です」

天竜でボートができるということ それは本当に恵まれたこと

「まっすぐなコースで練習できるということは、とても恵まれたこと」だと彼女は言う。「曲がりくねった川や波のある海で練習している学校もあるんです。それに対して、船明ダムのダム湖は流れもなく、まっすぐなコースが取れる」。ダム湖の中でも、ここまで良い条件のそろった場所は限られている。2,000メートルのコースが取れる場所は多くはない。他にはないスケールがこのボート場にはあるのだ。この環境だけを見てもここが「ボートの聖地」と呼ばれる理由が分かる。恵まれた環境を十分に生かし、黙々と練習を続ける高校生たち。過去には、この地からオリンピック選手も輩出した。

天竜から大海へ漕ぎ出す

今のチームの目標は「当たり前のことを当たり前にやる」ということ。「あいさつ、準備、片付けなど簡単なことのようでも、とても大事だと思うんです」。そういえば、ここに取材に訪れた際、どの部員も真っ先にあいさつをしてくれた。また、片付けをしているときもキビキビとしていて、自分のやるべきことを分かっているようである。

続けてボート部のカラーについて質問すると「天竜の人は一人ひとりが元気でにぎやかなところがいいところだと思います。それから、個性的なところも。今年のボート部は個性的過ぎるかもしれませんが・・・」ボートで感じる一体感の中で、いろいろな個性が見えてくるのかもしれない。そんな体験もボートならではだと思えた。

ボートの聖地で練習する彼女の言葉には、チーム全体を高みに導こうとする本気の響きが込められているように感じる。ぜひ、世界を目指し、ここ天竜の地から大海に向けて漕ぎ出していって欲しいものである。

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