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更新日:2021年7月2日

平成30年度第2回天竜区協議会議事要点

  • 開催日時:平成30年5月29日(火曜日)午後2時00分~4時05分
  • 開催場所:天竜区役所21・22会議室
  • 次第
  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 区長あいさつ
  4. 議事
    (1)協議事項
    ア新たな行政区、行政サービス提供体制(案)について
    イ平成29年度天竜区地域力向上事業の事後評価について
    (2)その他
    地域課題について
  5. その他
  6. 閉会

1.開会

本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第13条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。

2.会長あいさつ

3.区長あいさつ

4.議事

(会議録署名人の指名)
会議録署名人に池野谷勉委員と市川由記江委員を会長が指名。

(1)議事事項

ア新たな行政区、行政サービス提供体制(案)について
≪企画課が資料に基づき説明≫

(守屋盛明委員)
行政区の再編が行われると、どのように変わっていくのか、分かりやすく教えてほしい。

(市民部長)
天竜区を例に説明すると、合区した場合、現在の区役所が行政センターに変わる。その他の機関については大きく変わらないが、第1種協働センターは行政センターという名称に変わる。業務内容については今と変わらない。区役所が行政センターに変わった場合は、区役所でなければ出来ない業務、例えば生活保護業務やマイナンバーカード業務については、区役所に行っていただくこととなる。ただしその場合であっても、生活保護の相談業務については、行政センターで行えるようにすることを考えている。市民のみなさんに関係する業務は出来る限り、行政センターへ残すよう検討しているが、区役所でなければ出来ない業務については区役所へ出向いてもらうこととなる。
なお、再編された場合において区役所の設置場所については決定されていないので、天竜区役所が行政センターに移行したと仮定した場合の説明として、ご理解いただきたい。

(守屋盛明委員)
現在の天竜区単独の形で残れば、再編された場合は行政機関の名称が変更となるだけで、特にサービスの内容に変化はないという理解でよろしいか。

(市民部長)
そういうことである。

(守屋盛明委員)
再編されて天竜区役所が行政センターに移行した場合、区役所でなければ出来ない業務があるため、行政サービスが低下するということでよろしいか。

(市民部長)
区役所でなければ出来ない業務については区役所へ出向いてもらうこととなるため、そういう意味では低下することとなる。

(守屋盛明委員)
3案、4案のように現天竜区の中に区役所があるというのが1番良い形ではないのか。

(市民部長)
先ほどの考え方や天竜区のみを見ればそういう考え方もある。

(守屋盛明委員)
今後のスケジュールで、平成31年2月に行政区再編の有無決定とあるが、これは1つの案について再編するか否かを決定していくのか。

(市民部長)
平成31年2月に再編を本当にするかということと、再編する場合は最終案がこの時点で決まるということである。

(松本曠世委員)
再編しても行政サービスは変わらないという説明であれば、削減効果額が多い2区案が良いということになる。

(市民部長)
削減効果額については区の数が多ければ効果額は減っていくので、ご意見のとおり2区案となる。
ただし、我々は財政効果額のことだけを考えているわけではない。区の再編をすることによって、現状の課題を解決することができると考えている。その内容は再編資料の10ページに記載している。

(野尻護委員)
全47都道府県幸福度ランキング2018年版東洋経済新報社において、政令指定都市の中で浜松市が1位となった。理由の1つは財政が健全であること。もう1つは住みやすいということだった。
私は住みやすさの理由は、7つの行政区があり、身近に行政の権限があることだと思っている。
区を減らせば財政効果額が上がるというのであれば、国へ働きかけ、法律を変えて区を無くせばよいのではないか。行政は民間が出来ないことを赤字でもやるべきであり、借金を返すことや財政を良くするためだけに区を再編することはおかしいと思う。
私は、現行の7区が良いと思う。理由としては、天竜区は5つの市町村が一緒になって構成した経緯があり、やっと一体感が出てきた。他の区においても同じだと思う。

(市民部長)
区がそもそも要らないのではないかという意見については、おっしゃるとおりであるが、法律では区を設置しなければならないので最低でも2区設置することとなる。今後特別自治区を目指していく上では、そのような話が出てくるのではないかと思う。
時期尚早ではないかという意見については、財政効果が2区の場合においても10億円減と説明させていただいているが、インフラの老朽化で今後は、これまでよりも100億円近く多く必要になってくるので少しでも合理化を図っていく必要がある。

(野尻護委員)
再任用職員を減らして正規職員にすると説明にあるが、再任用職員は正規職員よりも経費が少なく、若手職員よりも知識が豊富なので、効率が良いのではないか。

(市民部長)
再任用職員は正規職員よりも週の中で1日勤務日が少ないので、正規職員を配置し、再任用職員は適正な場所へ配置していく。

(吉林久委員)
資料を見る限り経済の合理性を優先しているように見える。それをもって再編の是非を問われると回答に困る。
市民の関心が薄いように感じる。各家庭に意向調査のようなアンケートを実施すれば、市民の関心が上がって来るのではないか。
資料の統計数値については、予想年数を統一して比較しやすくすれば分かりやすくなると思う。

(市民部長)
インフラの必要経費については、一定した必要経費が無いために、今後50年間という数値を示させていただいた。

(吉林久委員)
例えば耐用年数が迫ってきている橋梁等が多々あると思うので、それを加味した数値で表せるのではないか。

(市民部長)
そういった耐用年数をみるなかで、このタイミングでこれぐらいかかるだろうという積み上げを、平準化した数値であるということでご理解いただきたい。

(内山豊委員)
再編後の組織として、区役所、行政センター、事業所という言葉が出てきた中で、保健師については、分散していた職員を集約し、全方位型サービスを目指していくという説明だが、現在、天竜区の第1種協働センターには保健師が配置されている。広域な天竜区にとっては、集約されることによって職員が減ると、地域で気軽に相談ができなくなるのではないか。

(市民部長)
区再編後においても地域性を考慮して職員を配置したいと考えている。

(川島喜代子委員)
保健師を各協働センターへ残すのは天竜区に限ってのことか。

(市民部長)
現在、協働センターに保健師を配置しているのは、天竜区と北区のみである。地域性を考慮して、引き続き天竜区と北区にはそのまま配置していく。

(川島喜代子委員)
保健師は、本庁へ集約配置と記載されている。協働センターへは、少人数の配置となるのか。

(市民部長)
現区役所にある健康づくり課から、本庁組織へ集約することとなるが、事業所として保健センターへ配置していく。ただ、現在の人数よりも少なくなる。

(渡辺新五委員)
当初の2区案、3区案に行財政改革・大都市制度調査特別委員会から5区案が追加されたことは大変喜ばしく思う。基本的には現行の7区で良いのではないかと思う。資料には行政区再編の効果が記載されているが本当に図られるのか不安である。(仮称)地域委員会においても位置付けは任意組織となっているため不安である。

(市民部長)
人口が減少すれば職員数も減らしていかなければならない。限られた人数の中で、どのようにしっかりとした行政サービスを提供できるのかということを考えていかなければいけないと思っている。
地域委員会が任意組織と記載してあるのは、地域への押し付けではないという意味である。また、区役所、行政センター、協働センターの職員は地域づくりを業務として行うこととなっているので、市と地域の連携は図れると考えている。

(永井久己委員)
浜松市は森林面積が68%を占めているが、資料の区役所・行政センター庁舎のイメージに、森林という名称がない。天竜区は森林事業に課題がたくさんある。天竜区の組織に森林関係の組織をぜひ入れてほしい。

(市民部長)
森林関係の業務は本庁組織で対応している。区としては本庁と連携し対応している。課の名称については今後検討していくので、ご意見として伺う。

(太田佳子委員)
保健師の件に戻るが、本庁へ集約配置させられると、市の全体を見ることはできると思うが、細部までは目が行き届かなくなるのではないか。

(市民部長)
市全体を見たときに、健康づくり課で実施している現行の事業は母子保健事業が中心となっている。高齢者事業が置き去りになっている。子供から高齢者まで全方位型のサービスを補完するために本庁組織へ集約し、事業所を区役所へ配置し実施していくこととなる。なお、天竜区においては、行政センターに、これまでどおり保健師を配置していく。

(松野淸子委員)
再編後の姿で資料20ページに、区役所・行政センター庁舎のイメージとあるが、分かりにくいので、天竜区ではどのようなサービスが提供できるのか詳しく記載できないか。

(市民部長)
社会福祉課、長寿保険課、健康づくり課が本庁組織となるため、区の組織から消えるが、庁舎内に事業所として配置し業務を継続するため、サービスに変化はない。

イ平成29年度天竜区地域力向上事業の事後評価について
≪区振興課が資料に基づき説明≫

(吉林久委員)
1つ目は、補助率や補助限度額について教えてほしい。ドラゴンママの事業のみ補助率が2分の1ではないような気がする。2つ目は、事業内容をどこかのタイミングでプレゼンテーション等を実施し、採択するのか。

(区振興課)
補助率は2分の1、上限は200万円となる。ドラゴンママの経費については、補助対象経費が減額となったため、補助額も減額となった。事業の募集については随時行っている。予算額に余裕があるので事業をPRし、ご活用をしていただきたい。
事業提案時において、職員が事業内容について精査し、行政推進会議での意見及び区協議会の意見を聞き採択している。事業の成果発表については、事業個々において発表、イベント等により実施している。

(松本曠世委員)
費用対効果は全てB評価となっている。補助金を使用しているのであれば、もう少しがんばってほしいと思うがいかがか。

(区振興課)
事業提案時に団体と相談し、事業内容を調整し採択しているが、事業実施結果として、全ての人が満足する内容かという観点からB評価とさせていただいた。

(2)その他

地域課題について
(生田要司委員)
龍山町内で道路の通行止めが現在4箇所ある。それはなぜか、市の対応が遅い、それに尽きる。
平成29年4月、戸倉白倉西川線、山腹の地すべりが要因、1年経過しても対応がない。
平成29年6月、県道白倉西川線、大きな山腹崩壊でもないのに1年経過する。
平成30年3月、国道152号瀬尻地内で法面崩落、迂回路についても大型車が通行するために道路の損傷が激しい。
平成30年5月、林道大庭線、落石が要因、
以上4件の市の対応状況について聞きたい。

(天竜土木整備事務所)
国道152号については、資料に基づき説明。
県道白倉西川線については、6月9日に予定通り工事が進めば通行再開となる。

(天竜森林事務所)
戸倉白倉西川線の地すべりについては、地すべりの計測を実施している最中であり、その後はデータを解析し、対策等を講じて安全が確認されれば通行を再開していく予定である。
林道大庭線については、林道災害認定を申請中である。11月には復旧工事へ着手できるよう事務手続きを進めている。ご迷惑をお掛けするが、ご理解をお願いしたい。

(生田要司委員)
国道152号について、地域での説明をお願いしたいがどうか。

(天竜土木整備事務所)
必要に応じて対応させていただく。

(永井久己委員)
職員の配置換えについて、森林関係の業務については専門性が高い業務であるため、これからの林業政策のためにも職員の配置について配慮をお願いしたい。

(松本曠世委員)
本日、区再編について説明を受けた。区協議会としての意見をまとめたらどうか。

(藤原昌仁会長)
本日は、説明を聞いて質問への回答をいただくという形式であった。今後は区協議会として意見をまとめる時期があるかと思うが、他のご意見はどうか。

(野尻護委員)
協議事項であるため、本日は各委員が意見を述べるということで良いのではないか。本日のみなさんの意見をまとめると、積極的に区再編について賛成という意見は無かった。再編については賛成しないが天竜区を残してもらいたいという意見が多かったと思う。

(藤原昌仁会長)
今後も再編について、地域課題として協議していきたいと思う。

5.その他

(1)国道152号法面崩壊による北遠本線運休区間の代替輸送実施について
≪まちづくり推進課が資料に基づき説明≫

(2)次回の開催日について、事務局から連絡。
日時:平成30年6月27日(水曜日)午後2時00分
場所:天竜区役所21・22会議室

6.閉会

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浜松市役所天竜区区振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0011

ファクス番号:053-922-0049

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