緊急情報
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更新日:2024年9月9日
本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第27条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。上平安利委員、太田さをり委員、吹野桂子委員、牧内真美委員、南屋裕康委員の会議欠席を事務局から報告。
(会議録署名人の指名)
会議録署名人に鈴木ひかり委員と三須富美委員を指名。
≪こども家庭部幼保運営課が資料に基づき説明≫
(内野永士委員)
竜川地区連合自治会長である。今回、竜川幼稚園閉園についてやむを得ないということで閉園に関する要望書を提出した。竜川の人口も減っている。平成26年には1,300人強であったが、令和6年の現在は933人になった。高齢化も進んでおり子どもも全く0人ではないが少ない。今後、幼稚園に入る年齢の子を持つ親に聞くと、園児数が少なく竜川幼稚園に行かせられないということだった。まして、幼稚園では、降園時刻が早く共働きの場合は保育園に行かせることになる。これらからやむを得ず閉園の方向になった。
(三室正夫委員)
閉園については、苦渋の選択でこのようになったのだが、昨年の浦川に続いて竜川となり、流れが悪い。中山間地域振興計画にも子育てができる環境づくりの項目ができるので、今後、こういうことにならないように、市も住民も考えていかなければいけない。幼稚園がなくなると小学校も将来的には厳しいのではないかと思う。子育てができる環境づくりを最優先で考えなければ、中山間地域は生き残っていけないのではないか。
(海老原政彦委員)
中山間地域振興計画の中で新たに、子育てができる環境づくりが加わる。ここ数年はこれに逆行するように、天竜区は子育てができない環境にどんどん進んでいるのが事実である。中山間地域における子育ての環境づくりを本課はどのように考えるか。若い人たちが中山間地域に移住するために市としては何ができるのか、何をしてくれるのか。そういったビジョンを聞きたい。
(こども家庭部幼保運営課長)
子育てについては、中山間地域振興計画に新たに加わる部分である。それを受けて当課としても計画に沿うよう整理していくものである。昨年、市立の幼稚園保育園の適正化等に関する方針を示した中でも市の考え方や今後の動きを示した。中山間地域は広域であり、その中で園児が少なく幼稚園の運営が厳しいところもあるが、園児が少ないから閉園というわけではない。適正化等に関する方針に沿って状況を踏まえた上で、継続等の判断をしたいと考えている。
(海老原政彦委員)
現状のままであれば、園はなくなっていく。先ほどもあったように若い世代から、人数が少なく非常に厳しいこと、預かり保育がないことが挙げられていた。そういったところをクリアできれば、竜川の人たちも地域の幼稚園や保育園に通わせることができたのではないか。そしてそのまま横山小学校に通い、地域での子育て環境が整備される。中山間地域に住む若い人の声をきちんと聞いて、どうすれば地域で子育てをしてくれるのかをアンケートやヒアリングして示してもらわなければ、これから中山間地域で安心して子育てをすることにつながらない。第3次中山間地域振興計画にその文言が入ったということは、そういったことを目指しているのではないか。現状維持ではなく今までにないビジョンを示すことはできないのか。
(進藤博行会長)
今回の件も、アンケートを実施し、文書にて答申意見をまとめる。
(海老原政彦委員)
今、ここでビジョンを示してほしいということではなく、担当課のほうで少し考え方を変えてほしいという気持ちで発言したものである。
(こども家庭部幼保運営課長)
今の意見を踏まえて今後検討していきたい。
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(圡田哲也委員)
予算額755,366円のうち、報償費が30万円で講師旅費が5回で10万円であり、講師に40万円支払うことになっている。この講師はどういう人か。
(区振興課長)
資料11ページである。講師はコミュニティガーデンコーディネーターで東京・千葉・埼玉で活躍している造園設計コンサルタントである。浜松市においても自治体での緑化に関する委員を務めている方である。東京在住のため、旅費がかかってしまうものである。
(尾上直秀委員)
旅費が5回であるのに対し、講師謝礼は1回である。5回来てもらって30万円か。
(区振興課長)
講師謝礼は1年間を通してアドバイスをしてもらうためのものである。旅費については、3回のワークショップと、2回の説明会や打合せ会のためのものである。
(進藤博行会長)
この計画は、現時点で近所のどの程度の人に了解を得ているか。市へは詳しく説明しているようだが、地元はどうか。周囲の反応はどうか。商店街の中で行われることなので周りの人の理解が得られれば良いが、その辺りはどうか。
(区振興課長)
資料7ページである。事業の提案書より、まず提案者は春野地区の山いき隊、田代さんである。資料26ページの上段より、写真の白い屋根のところで提案者が既にコーヒーや量り売りの店を営業している。今回の事業はその店と一体となった住宅と南東の庭を家主から借りて実施するものである。また、近隣で子育て事業を行っている「いもほり」の人や、出店計画をしている人とも連携しながら進めている。またガーデンづくりということで、二俣や山東の花の会など地域住民やクローバー通り商店街の方々にも理解してもらいながら進めている。
≪市民部市民協働・地域政策課中山間地域振興担当が資料に基づき説明≫
(市民部市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)
前回の意見交換会であった質問の回答である。
天竜区の推計人口のうち高齢化率はいかほどかという質問があった。国立社会保障・人口問題研究所によると、2020年の国勢調査をもとにした推計人口による高齢化率が45.9%、2025年が49.4%、2030年が52.2%、2035年が53.7%、2040年が55.4%、2045年が57.0%、2050年が58.3%とされている。
(進藤博行会長)
「まち」として9つ、「ひと」として4つ、「しごと」として6つのそれぞれ主要施策があげられている。8月の区協議会ではこれらを具体的に書いてほしい。その資料については、協議会前に郵送するので、各委員は確認して来月の話し合いとしてほしい。これまで何度も話し合ってきた意見については、計画の中に盛り込まれていることを期待する。
(髙氏秀佳委員)
会長からもあったように、主要施策については8月に期待する。
先ほどあった高齢化率については私たちの実態とかけ離れているように感じた。そういう意見があることを心に留めてほしい。
今回、新しく「息吹」という言葉が入っている。これは中山間地域の振興に対してどういう意味か。
(市民部市民協働・地域政策課中山間地域振興担当課長)
「息吹」の意味合いについてである。中山間地域には多くの課題がある。中山間地域の課題解決はこの地域だけでなく浜松市内外に波及できるものではないか。そういった可能性があるという期待も込めて「息吹」とした。
(進藤博行会長)
先日、会長会議があった。その中で中山間地域振興計画について話し合っていることを報告した。他の地域がどの程度関心を持っているか、オール浜松とうたわれているのであれば、全体で話し合っていかれればと思ったが、8月に期待したい。
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(学校教育部教育総務課長)
令和5年11月30日に教育委員会から諮問した「浜松市立浦川小学校の佐久間小学校への統合について」状況を報告する。PTA及び地域から令和5年10月10日に提出された要望について令和6年2月14日に回答した。回答内容については事前に地域と調整をしたうえで回答を行ったため、理解されているものと捉えている。その後、2月28日に閉校準備会が地域において発足し4つの部会が設置され、それぞれ調整が行われている。必要に応じて学校及び教育委員会が参加し準備を進めている。具体的には、通園・通学バスについては地域と対話する場を設けながらバスの運行経路等の話し合いをし、子供たちの利用希望を確認しながら調整を進めているところである。また、小学校の行事として引き続き地域を学ぶことのできる環境づくりについては、来年度の教育課程を編成するにあたり伝統文化に親しむ機会を検討するなど佐久間地域全体について学ぶことができるように配慮すると回答しており、浦川地区の伝統芸能や文化に関する資料を佐久間小学校でも展示するなどしてすべての児童に触れる機会を作っていく。跡地活用については、地域の意見を聞きながら検討すると回答しているが、現在、庁内の手続きのルールに基づき進めている。庁内利用の希望調査はすでに終了しており、新たな行政利用がないことを確認している。次の段階として、8月に地域との話し合いを行い地域利用の確認をしていく。その活用もない場合は民間企業も含め全国的な公募を行い、活用を検討していくことになっていく。今後も閉校準備会との連携調整を図りながら年度末に予定されている統合への準備を進めていく。
(こども家庭部幼保運営課長)
「浜松市立浦川幼稚園の閉園について」昨年諮問をし、区協議会から自治会からの要望に十分配慮することという条件を付して答申があった。これを受けて、令和6年2月14日、小学校の統合の要望への回答とあわせて自治会に回答している。要望については3点あった。1点目は通園バスの運行である。浦川地区から佐久間幼稚園へ通園する園児がいる場合に通園バスの運行支援をするというものである。現在、浦川幼稚園は休園しており園児がいない状態である。来年度、浦川地区から佐久間幼稚園に通園する園児についても情報がない。そのためこの点の調整は始まっていない。2点目の、佐久間幼稚園における浦川地区での教育活動については、現在も佐久間の様々な地区で園外活動を実施しており浦川地区にも出向いている。浦川幼稚園の閉園後も浦川地区からの園児がいる場合には地域住民と触れ合う場を設けるなど、郷土愛を育む教育を実施するよう考えている。今年度も、佐久間幼稚園において7月に浦川小学校2年生との交流を実施した。9月には下川合地区で七福神めぐりを予定している。10月には浦川小学校との交流、浦川幼稚園訪問を予定している。3点目の地域の意見を尊重した園舎等の跡地利用の検討については、小学校と同様に行政利用を含め地域の意見を聞きながら検討すると回答している。手順としては小学校と同様に庁内の行政利用の確認をし、現在のところ要望はあがっていない。8月には小学校とあわせて地域の利用希望を確認する。
(進藤博行会長)
統合、閉園やむなしという方向で進むのではなく、大切な子育て、教育環境の検討についてどう考えるか、地元はどうしたらいいかというような関係ができたらいい。今後、統合や閉園がなるべく出ないような環境づくりをやっていけたらと思う。
(都市整備部住宅課長)
「市営芋堀団地の廃止について」である。令和6年1月の答申において「審議の結果、地域の衰退を助長することのないよう新たな公営住宅の建築、空き家の活用などの定住、移住対策や子育てのできる環境づくりなど、地域の発展に資する取り組みを検討・実践することの要望を付し、受容すべきと判断」された。現状を報告する。地域の発展に関しては、空き家、定住、移住対策などの関連部署の天竜区区振興課、市民部市民協働・地域政策課及び市民生活課と情報共有を図り、市として地域の発展に資する取り組みを検討実践する。
要望内の住宅課に係る新たな公営住宅の建築については、資料「芋堀団地周辺の市営住宅」を参照してほしい。浜松市公営住宅等長寿命化計画に基づき令和3年度の住戸数5,854戸を令和12年度までに754戸減らし5,100戸以下とする取り組みを進めている。そのため、佐久間町を含め浜松市内において新たな市営住宅の建築はない。芋堀団地周辺では水窪団地、山香団地、浦川団地の用意がある。公営住宅は住宅に困窮する低額の所得者に対し低廉な家賃で賃貸し国民生活の安定と社会福祉の向上に寄与する目的で整備されており、地域の発展に資する取り組みは、市として検討する。
(村瀬純子委員)
芋堀団地は廃止され、代わりのものは用意できないということか。
(都市整備部住宅課長)
お見込みのとおりである。
(村瀬純子委員)
水窪が近いのではないかと思われるが、水窪の住宅は古いので、若い人は入りにくいのではないか。山香と浦川については近いように見えるが、芋堀から山香まで車で20分ほど、距離にして15kmほどある。浦川はもっと遠い。芋堀は城西地区であり、この地域に住みたい人が水窪や山香を利用することは地域住民としては考えにくい。これについては仕方ないと考えるか。
(都市整備部住宅課長)
水窪団地については、鉄筋コンクリート造3階建て、昭和54年に建設されたもので、耐用年数70年と考えている。古いと言われたが建築としては十分耐えられるものであり部屋としても入居の準備ができている。市営住宅は、住宅に困窮する低額所得者を対象としていることもあり、市営住宅としての建築計画は市として行わない。空き家の活用については関連部署と情報共有して今後の取り組みを検討する。
(村瀬純子委員)
以前にも話したが、ここは若い人の利用が多く人気があった。子育ての話も出てきたが、若い人が住むまちにしたいと考えているため残念で仕方がない。
(進藤博行会長)
芋堀団地についてはアンケートでいろいろな意見があった。しかし、今日、現在の対応を期待していたが、今後対応するというような回答ばかりである。これから、皆の意見を集めて具体的な対応を説明してもらえるようになればいいと思う。今後また、意見を出してよいか。
(都市整備部住宅課長)
繰り返しとなるが、当課のみの対応ではなく市として地域の発展に資する取り組みを検討していきたい。
≪災害の復旧状況について天竜土木整備事務所が資料に基づき報告≫
春野支所よりミュージカル創作事業のパンフレット「白井鐡造物語~犬居の風~」
市民協働・地域政策課より「やまもりアドベンチャー」
日時:令和6年8月29日(木曜日)午後2時00分
会場:天竜区役所2階21・22会議室
(進藤博行会長)
前回、ダミーの区協議会だよりを配布し地元等で確認してもらった。その反応はどうだったか。必要性などについて確認をして次のステップに入りたい。次回、そのあたりを聞かせてほしい。
(村井教子副会長)
白井鐡造物語については現在稽古の真っ最中である。天竜壬生ホールができたおかげで子どもたちの表現活動の場として素晴らしい効果を出している。子どもの将来についても影響がありそういった方向に進み、すでに活躍する子も出ている。壬生ホールができたことで表現活動の幅が広がり、子どもたちが生き生きと活動している。子どもたちだけではなく世代間を超えて子どもと大人が一緒になってものづくり、表現活動を頑張っている。ぜひ、子どもたちの元気な姿、表現活動のすばらしさを見てほしい。舞台芸術はアナログの世界である。IT化が進んでもできないところがあると思っている。ぜひ一度見てほしい。
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