緊急情報
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更新日:2024年5月25日
本会議は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例第27条第3項の規定に基づき、委員の過半数が出席し、会議が成立したことを確認。上平安利委員、小泉孝保委員、鈴木勝夫委員、三須富美委員、南屋裕康委員の会議欠席を事務局から報告。
(会議録署名人の指名)
会議録署名人に内野永士委員と梅澤美百合委員を指名。
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(海老原政彦委員)
佐久間アートプロジェクト2024について確認する。事業の妥当性の欄に室内のアートウォールは10~20年間存続するため多くの駅舎利用者の目に触れるとあるが、収支予算書にはアートウォールを駅舎に設置する委託料50万円が計上されている。これは、10年分か、20年分か。もし10年分であれば20年設置の場合はさらに50万円かかるか。
(区振興課長)
委託料の50万円は駅構内の壁に設置、固定するための費用である。将来的な管理料は含まれていない。
(村井教子副会長)
龍水の都の実行委員である。この活動では子どもたちが生き生きと天竜の著名人、本田宗一郎さん、秋野不矩さん、そして今回、白井鐵造さんをテーマとして行う。壬生ホールができて、子ども達には表現をする機会が多くなり、その発表の場だけでなく学校教育の活動の場でもリーダーとして中心的な役割を果たし、人前でも堂々と意見を述べられるような、目に見えて成果が表れている。今回、白井鐡造物語の脚本を書いているのは今まで20年近くミュージカルを共に行ってきた演者である。このように幅広く子どもたちが育ち、可能性を広げている活動であり、地域の文化活動、伝承活動を行おうとする事業にご理解、ご協力をお願いする。
(進藤博行会長)
今年の広報はままつ1月号に写真と併せて「山間地からも文化があふれる街にしたい」とコメントを掲載してもらった。春野町でのミュージカルは天竜のミュージカル活動を手本にしている。お互いに山間地の文化活動を頑張りたいと感じた。
(松本常志委員)
白井鐡造物語についてである。実施時期が令和6年10月6日から7年1月20日とあるがこの間に公演を1回するか。
(区振興課長)
創作から練習を実施する。ミュージカルが行えるまでの一連の事業である。
(松本常志委員)
発表会も含まれるか。
(区振興課長)
この事業については、公開リハーサルを12月19日に実施する予定である。今年度の事業としてはここまでである。
(松本常志委員)
創作や練習を含め、公開リハーサルを1回行うと理解した。
≪区振興課が資料に基づき説明≫
(海老原政彦委員)
水窪のローカルコープ構想推進事業について確認する。第6回天竜区協議会において予算の説明があったが、この事業を一旦取りやめるという話であった。その時点で900万円減額となっていたが、今回出されている。これは令和6年度に事業を実施することに方針が変わったためか。
(区振興課長)
9月の区協議会においても海老原委員から質問があったと記憶している。その際には伝わりにくかったかもしれないが、事業を実施する可能性が高いと回答している。その際に机上配布した資料については、ローカルコープ構想事業の内容がその時点ではっきり決まっていなかったため、前年度予算比プラスマイナス0で提出している。
(海老原政彦委員)
事前送付された資料から当日配付された資料で900万円変更されており、どういうことかと尋ねたらまだはっきりしていないという回答であった。このため、ローカルコープ構想としては900万円が計上されていると考えていた。今回、かなり金額が大きくなっており、そこから構想が膨らんだか。
(区振興課長)
9月当時は事業内容が決定していなかったが、その後の検討により令和6年度に実施する目途が立った。内容としてはグランドデザインとして、水窪で何を行うのかを特定するものである。また、この事業については企業と協力することが大きな目的のひとつであり、今後協力する企業の調査や調整、活動拠点の整備が予算に含まれている。
(髙氏秀佳委員)
今年1月、これまでは開催されていた佐久間駅伝が中止となった。これまでは役員として協力してきた。これが中止になった理由を聞きたい。
(区振興課長)
従事者の高齢化により、選手や誘導員、走路員の安全が確保できないためと聞いている。
(竪山正之委員)
阿蔵山を削り始めたことに気づき何をしているのかを調べたところ、削ったところとプラスアルファの地域を整備して工業団地を誘致するようである。道路の計画としては、船明の区画整理を行った市街化区域のところまでつながるような道が計画されていたと記憶している。そこは実施するのか、また、ルートはどうなるかについて現在の計画を聞きたい。
また、各地域においては南北のルートが双竜橋を経由する道のみであり、渋滞が多くまた、災害時を考えると、う回路の確保ができていない。また、東西の交流を深めるためにも道路整備が必要と考えるが他の委員はどうか。
(都市整備部都市計画課長)
計画部分について説明する。
現在の阿蔵山については、企業誘致をするための準備をしているということは事実だが、具体的な都市計画手続きについてはこれから地域への説明に入り、理解を得ながら進めていくという段階であり、今すぐにどうなるという状況ではないと理解してほしい。
都市計画道路については、防潮堤の土取りの関係で飛龍大橋北側から阿蔵山に橋が延びており道路が延びるような雰囲気であるが、企業誘致の関係で阿蔵船明線の整備を進めたいという考えを持っている。これと合わせて北側の山王曲り線の計画については、平成19年ごろから検討した都市計画道路の見直し計画があり、その中で都市計画道路単体としては廃止しても大きな影響がないであろうと当時は評価している。現在は、阿蔵山の開発との関連があり、直ちに都市計画道路として廃止をするべきではないということで廃止候補としているが手続きは進めていないという現状である。これを進めるのであれば、地域に知らせ、説明会を行い進めていくことになるがそこまでの状況ではない。
(天竜土木整備事務所長)
開発地域内の道路について説明する。
飛龍大橋を渡り、阿蔵高架橋から380mの範囲については道路が完成している。そこから開発区域内に入り道路延長540mについて令和4年度から工事着手している。発生した残土については、防潮堤への流用を予定している。工事の状況は、高さ5m程度の法面が6段程度作られる予定であるが、現在はそのうちの上から2段が終わったところである。阿蔵自治会と調整しているが、場内においている土を新年度には場外に搬出する予定で進めている。令和10年度に開発地内の分譲開始を予定しており、開発地内の道路はそれに合わせて工事を進めている。現在のところの計画は開発区域内までであり、区域外の計画については開発を進める中での地域の状況、交通状況等から優先度を考え進めることになる。
(竪山正之委員)
山王曲り線については廃止候補となっている状態であると理解した。まっすぐ北上する阿蔵船明線についてはどうか。
(都市整備部都市計画課長)
南側の整備を予定しているところであり、阿蔵船明線についてはその状況を見たうえでの判断になる。
(竪山正之委員)
阿蔵船明線も山王曲り線と同様に廃止候補か。
(都市整備部都市計画課長)
都市計画道路見直し計画の中では、阿蔵船明線は存続とされている。山王曲り線は廃止しても良いだろうという中に入っている。
(竪山正之委員)
これを実現してほしいとなった場合、可能性としては阿蔵船明線を押したほうが良いか。それとも2線とも白紙に戻して現状に合わせてどちらを生かしていくかを考えるのが良いか。南北の道を実現してほしいという希望があり、これを実現させるにはどのような方法をとれば実現性が高いかを聞きたい。
(都市整備部都市計画課)
まずは、企業誘致に合わせて今後の都市計画道路について南側や阿蔵船明線、山を削っている部分についての説明をする段階が来る。その時に山王曲り線や阿蔵船明線がいつできるかということについての意見が出されると思っている。その時に改めて回答したい。まずは順番に工事を行っていかないといけないため状況を見ていきたい。
(竪山正之委員)
企業誘致が優先であると聞こえる。船明の区画整理をする際に道路が延伸するということが計画に含まれていたであろう。それより北側に住んでいる身としては企業誘致に関係なく実現してほしいという意見を持っていることを知っていてほしい。
(進藤博行会長)
土木事務所からは災害だよりなどが出されている。それと同じように、今どの段階なのかがわかるようなものが欲しい。意見を聞く段階に入ったなどを伝えてほしい。災害だよりはいいものを作ってもらえていると感じている。この道路については春野町の住民も待ち望んでいる。ぜひ意見を聞く、知らせるということを手間がかかることではあるが、お願いしたい。
(三室正夫委員)
以前に壬生ホールで行われた市政報告会で、前市長が国道152号バイパスについては着手する、前進するという発言があった。このためすぐにできるか、もっと進むのかと期待をしていたが、それ以降進んでいない。今の話を聞くといつ完成するのかわからないと感じた。地域住民としては、山東や二俣において国道152号が1本しかないことが不安である。防災面から考えても大きな地震が来て通れなくなってしまったら重機も入れないという状況である。能登の地震を見てもそういった道路の必要性を感じるので、早く実現できるように行政も努力をしてほしい。それが地域住民の願いである。
(進藤博行会長)
今の意見はもっともである。行政へ依頼する一方で、我々としても地域の声をまとめて要望を繰り返していくことも大事であると感じた。
(海老原政彦委員)
10月の第7回天竜区協議会においても質問したが、改めて区再編に伴う協議会の委員定数削減は、非常に重要な問題ととらえ改めて質問する。
天竜区は他の2区と違い区協議会の体制が変わっていない。これを踏まえて3点質問する。定数削減によって地域の声が届きにくくなるのではないか、定数削減によって協議会の検討事項や話し合われたことを地域や所属団体に伝える役割、つまり協議会としての情報発信力が弱まるのではないか、そもそも定数削減する理由は適切なものであったか、妥当なものだったか、以上3点である。
定数削減によって地域からの声が届きにくくなるのではないかという点について、市民部はどのように考えるか。
(区振興課長)
委員定数の見直しについてこれまでの流れを説明する。天竜区協議会の委員定数はこれまで25人以内とされていた。区再編に伴う「浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例」の改正により本年1月1日から20人以内となった。経過措置により現在は25人となっているが、令和8年4月の次回委員改選時から定数20人以内になる。
まず、条例改正に至る経緯を簡単に説明する。浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例については令和4年11月に区再編後の組織や条例改正の骨子について区協議会に諮問した。区協議会では異論がなく、「委員定数について経過措置として令和8年3月31日までの任期においては現行の天竜区協議会の定数25人以内とすること」という条件を付して適切であると認めるという答申であった。その後、令和5年2月議会において改正条例が議決され大枠が決定された。委員定数についてはこの条例の中で定められており、令和5年2月議会で決定した内容である。具体的な仕組み等については令和5年10月の区協議会において協議されたところである。区再編に伴う区協議会の見直しについては、区協議会の他に市自治会連合会など様々な議論の場を経て、すでに決定したものであることを理解してほしい。
区協議会の委員構成については、団体推薦の人数や公募委員の人数、地区の振り分け等について市では特に定めていない。どのような委員構成にするかについては、改選の前年度において協議会委員の一部を委員とした「推薦会」を設置し、その推薦会が団体推薦の人数や団体の選定、公募委員の人数などの案を作成し、区協議会の承認を受けて決定していく。令和5年4月の改選の際にも、令和4年10月から令和5年1月にかけて推薦会が設置され、現在の構成案を作成している。繰り返しになるが、どの地区から何人の委員を出すのか、どの団体から出すのかについてはそれぞれの区協議会において地域性に合わせて協議会で決められるものと考えている。天竜区においては、自治会の役員など各種委員のなり手がなかなかないという声もあり、そういった声にも配慮しながら、また委員からの意見も踏まえながら委員定数や委員構成についての次回改選までに区協議会において議論し、天竜区協議会としての考え方をあげてほしい。
(海老原政彦委員)
それはわかったうえでの質問である。諮問答申があった協議会については傍聴していたのでもちろん知っている。ただ、市民部として定数削減による影響、地域の声をあげる、地域へ情報を発信していくことについてどのように考えているかについての説明が一切ない。そこについての質問を投げかけている。
(区振興課長)
この場では回答しかねるが、意見については担当課に伝える。
(海老原政彦委員)
それでは1か月前に地域課題を提出した意味がない。その点についてはどうか。
(区振興課長)
定数が適当かという点になるであろうが、区協議会として議論し、区協議会の意見として挙げてほしい。
(進藤博行会長)
定数削減については、次の任期である令和8年4月1日からということになっているが、まだ協議会として話しあう余地が残っていると考えている。個人の意見でなく天竜区協議会としての意見が構築できるようになれば、天竜区協議会として要望を出し市へ届け、市議会で検討するという段取りになるのではないか。今日ここでは結論は出ないであろうが、現在は10団体から委員が選出されており、また各地区自治会連合会から3人ずつ選出されている。次の改選時にはまた推薦会を設置し、人数、推薦団体についても検討する。前回、梅澤委員から保護司会から推薦されて参加している意味について考えているという意見があった。我々も考えていかなければいけない。各団体から出さなければいけないのか、それでは定数が20では足りなくなってしまう。天竜区としては25人必要であるという意見が委員から出てくれば、それは天竜区協議会の意見としてまとめて出していきたい。それぞれの団体において天竜区協議会に委員を出したいとなればそれを集めていく。25人か20人かということが問題ではなく、どういった人が委員になってもらうべきか、またどういう必要性を感じて出てきてもらえるのか。もちろん公募も大切にしていきたい。いろいろな選択肢があるので天竜区協議会として話し合いたい。令和8年4月のことであるので、まだ話し合える時間の余地があるのではないか。
過去にはこんなことがあった、こういった流れで決まったということについてはいろいろあり、以前の協議会でも話があった。しかし、今日のところは天竜区協議会としての意見を話し合いたい。行政としても今のところは結論を出してもらえるものではないのではないか。
(海老原政彦委員)
もちろんそのとおりである。しかし、今回質問にも書いたが、決まった数字を振り分けるのではなく、地域として、どのような地域や団体の人たちが協議会へ出たらいいのかを積み上げて、天竜区協議会として何人の枠が欲しいということであれば、それが20人であるとなれば納得できる。そういうことを質問したかった。結局、協議会については昨年度決まったのでこのとおりお願いしますというのではあまりに一方的である。この場で今後に向けて市民部と協議会委員が話し合いながら、天竜区協議会をより有意義なものにするための話し合いを重ねることが大切だと感じていた。しかし、通り一遍の答えだけで市民部が返してくるのは残念であり、もう少し真摯な態度で取り組んでほしい。今回結論を出そうとは思っていない。一度決めたからそのとおりにやってくださいというのはおかしい。状況が変われば話し合いを重ねてよりよいものにしていくというのが本当の住民自治だと考える。市民部がそのような対応をするのはショックだった。
(進藤博行会長)
そのとおりである。今、各自治会連合会から3人ずつとなっているが、3人出すのがつらくなったという地域もあるかもしれない。そういう風に地域性を考えながら皆で話し合い結論を出していくということをしていかなければならない。それぞれに考えてほしい。また、地域の特性や出身母体となっている団体のことも考えて、有意義な内容となる協議会をどういうメンバーにするのかを話し合いたい。
(区振興課長)
今回の質問の趣旨が定数削減や協議会の中での割り振りの関係ととらえ、まずは区協議会の中での意見集約を行う必要があると考え、天竜区協議会の事務局である区振興課から回答したものである。
(進藤博行会長)
この件については、何度も話し合いの機会を設けたいと考える。
≪災害の復旧状況について天竜土木整備事務所が資料に基づき報告≫
日時:令和6年4月23日(火曜日)午後2時00分
会場:天竜区役所2階21・22会議室
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