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更新日:2021年12月23日
12月16日(木曜日)、秋葉山本宮秋葉神社にて、秋葉の火まつりが開催されました。平安時代から続く長い歴史を持つお祭りで今年も多くの人が集まりました。標高800mに位置する上社は、一段と空気が冷え込んでおり、参拝者の身を引き締めるようでした。
午後9時45分頃から手筒花火の奉納で神事が始まりました。男たちが気高く構える大筒から天高く煌びやかに火花が散ります。最後にボンっと胸にまで響くような大きな音を立てて花火が終わると、見物客から感嘆の声が上がっていました。
お祭りのクライマックスに行う三舞(弓の舞、剣の舞、火の舞)は、一年の難を払い清めるものです。弓で払い落し、剣で払い切り、最後に一番強い払いである火の霊力によって罪穢れや災厄を焼き払うという意味を持っています。多くの見物客が神楽殿前に集まり、厳かな雰囲気の中、静かに舞を見守りました。最後の火の舞では、境内の照明が消され、月明かりの下、舞で振りかざす松明の炎だけが明るく周囲を照らしていました。
新しく迎える年が幸多き一年になるように、参拝者たちは本殿に礼拝を行いました。
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