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更新日:2022年12月1日
11月28日(月曜日)、龍山森林文化会館にて天竜区民生委員・児童委員感謝状贈呈式が行われました。
民生委員の任期は1期3年間で、3年に1度、全国で一斉改選が行われます。
天竜区には現在130名の民生委員がおり、そのうち73名が令和4年11月30日をもって任期を終えます。
式典では、袴田雄三天竜区長から厚生労働大臣と浜松市長からの感謝状が代表者に贈られ、これまでの活動に感謝と敬意が述べられました。
民生委員の活動は、地域の安全パトロールや生活が不自由な方への家庭訪問、登下校中のこどもの見守りなどの日々における活動から福祉に関する研修の受講など、ボランティアで行っていただいています。
人口減少や核家族化などで地域のつながりが希薄になり、高齢者や障がいのある人、子育てや介護をしている人などが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。そのような中、民生委員は地域住民の身近な相談窓口になり行政や専門機関への橋渡しをする役割も担っており、安心安全で住みやすい地域づくりに大きく貢献しています。
袴田雄三区長からは「ここにいる皆さん一人ひとりが職務を全うし、地域福祉増進のためにさまざまな事案に対応されたことに敬意と感謝を申し上げます。また、行政だけでは解決できない新たな問題が山積している中、引き続きご支援を賜りますようよろしくお願いいたします」と感謝のことばが述べられました。
▲春野地区民生委員児童委員協議会会長の杉山昭二さん。
杉山昭二さんは、平成16年から6期、計18年もの長い間委員を務められました。退任者を代表してあいさつを行いました。
「就任当初から、高齢者のさみしさが無く、家庭から明るい声が聞こえるような地域づくりに貢献しようという思いで活動してきました。近い将来、地域の担い手不足により生活支援サービスが受けられないなどの問題がおきてくることが考えられます。福祉への行政の取り組みを考え、住民との思いをいかにすり合わせながらよりよい支援サービスに繋げていくかが今後の民生委員活動の軸になっていくと思います。民生委員のスローガンにありますように「支えあう 住みよい社会 地域から」この言葉に尽きるかと思います。」
今回退任をされる方もいれば、再任をして引き続き活動を行っていただく方々もいます。
2期目を迎える天竜石神地区の小城英文さんは「ここ2年はコロナの影響で、地域のお祭りや防災訓練が無くなり一段と住民同士のコミュニケ―ションが少なくなってしまいました。独居のご高齢の方もいるので、定期的に伺って話をしたり困りごとを聞いたりしています。今後も住み慣れた地域をより住みやすくしていくために地道に活動していきたいと思います」と話しました。
▲退任される委員へ感謝の花束が贈られました。
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