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更新日:2022年11月4日
10月30日、カブミーティングがヤマタケの蔵で開催されました。
本田宗一郎生誕の地に全国各地から100台以上のカブが集まりました。
会場には、カスタムされたカブや昔のままの姿を保っているカブなど数々のユニークなカブが並べられ、オーナー同士の交流が行われていました。
▲カブは、スーパーカブ、ハンターカブ、クロスカブ…など様々なシリーズがあります。カブの名前の由来は、英語で「猛獣(熊など)の子供」という意味。小さいエンジンでもパワーがあることをアピールするため命名されました。
東京から参加した川島由美さんは、1年前に愛車CT125ハンターカブを購入してから全国のラリーイベントに参加しているそうです。
川島さんによると、カブの集会は全国各地で行われるそうですが、場所ごとに特色があるといいます。
天竜は“古き良きバイクを純粋に愛する紳士が多い印象”と話しました。
▲一番初めのカブ、カブF型。白い部分が燃料タンク、赤い部分がエンジン。白と赤はホンダのイメージカラーになっています。
愛知県から参加した藤原さんは、一番初めにカブという名前が付けられた乗り物、カブF型を展示していました。
藤原さんはこの乗り物の歴史を見に来たお客さんに丁寧に説明していました。
終戦後間も無い頃、本田宗一郎氏の奥さんが自転車で遠くまで買い物にいく苦労する姿をみて、放置されていた陸軍の無線機のエンジンを自転車に取り付け、補助動力としたところからこの原型が作られ、その後全国へ向けて販売するために改良が重ねられカブF型が完成しました。
1952年の発売当時、バイクは既にあったものの非常に高価であったため庶民の足は自転車でした。そのためこの商品は、庶民の生活に広く浸透し爆発的な大ヒット商品となり本田技研工業の基盤を作り上げました。
のちに頭に「スーパー」の文字がつき、日本を飛び越え世界で最も売れているバイク「スーパーカブ」の礎ともなった存在です。
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