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更新日:2022年11月4日

春野の自然と気田森林鉄道遺構めぐりウォーキングが行われました。(10月30日)

春野の自然を楽しみながら、気田森林鉄道の遺構を巡るウォーキングイベントが開催されました。

気田森林鉄道とは、1930年代から50年代に春野や水窪の山奥から木材搬出のために使用された全長33kmの鉄道路線です。時の流れとともに当時の面影を残すものはほとんどが消えてしまいましたが、トンネルや橋、鉄道レールを再利用した小鐘台などの歴史の遺構がひっそりと残っています。

ガイド役は、旧気田営林署OBの尾畑多慶さんと村松勝さん。御年87歳のお二人が務めて下さり、当時の働く様子や生活の様子を聞きながら歩きました。

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▲篠原貯木場でガイドの村松さんの話を聞く様子と鉄道があった時代に篠原貯木場で撮影された写真

篠原貯木場は鉄道の終着地点です。ここに山奥から搬出された木材が持ち込まれ、トラックに積み替えられて運ばれていきます。搬出される木は樹齢の計り知れないような、原生林から切り出された巨大なケヤキ、ツガ、モミ、シオジ、ブナなどでした。

村松さんたちはそれらを台車から下ろし、樹種別、等級別に分ける仕事をしていました。当時はトラックや重機が行き交い、多くの人が働いていたと言います。

現在は田んぼとソーラーパネルが敷き詰められた土地になっており、一目では貯木場があったことは分かりません。

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▲当時線路が敷かれていた道を歩く様子と機関車の写真

川と岸壁に挟まれた狭い道では、トロッコが滑落することもあり危険ととなり合わせの仕事でした。

機関車の最高速度は時速10km程度で、客車も連結され人や生活物資を運び、鉄道沿線の人々の生活を支えました。

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▲ウォーキングの折り返し地点の小石間隧道で尾畑さんの話を聞く様子と記念碑

小石間隧道は、気田森林鉄道と地元の生活道路が兼用するトンネルとして建設されました。現在でも車1台しか通れない狭い道幅は、当時はもっと狭く、大きな木材を積んだ台車がひっかかかり立ち往生してしまうこともあったと言います。

開通にはかなりの労力がかかったそうで、記念碑が建てられています。記念碑には「小石間隧道は郷土愛に燃ゆる人々の不屈の根性と祈りにも似た心の結晶である」と彫られています。

ウォーキングを終え、参加者からは「遺構をめぐりながら、土地の歴史に触れることができ、参加者同士の話もはずみ楽しかった」との声がありました。

特別展のご案内

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▲春野歴史民俗資料館で開催されている特別展「春野の近代文化遺産・気田森林鉄道」で展示されているミニチュア模型。

現在、春野歴史民俗資料館ではミニチュア模型をはじめ、当時の写真や実物のレールと車輪などが展示されています。

特別展は来年2月5日まで開催中です。

袋井市から展示を訪れた大学生の清水さんは「遺構が好きで気田森林鉄道の存在も知ってはいましたが、初めて見る貴重な資料や写真を見ることができてよかったです」と話しました。

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