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更新日:2022年10月13日

第7回森林のまち童話大賞表彰式と記念公演ミュージカルが行われました。(10月9日)

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▲鈴木康友市長から大賞受賞の山中真理子さんへ賞状が贈られました。

10月9日(日曜日)、アクトシティ浜松大ホールにて第7回森林のまち童話大賞表彰式と記念公演ミュージカルが行われました。

ドイツやフランスなど海外からも応募があった第7回森林のまち童話大賞。総数448の作品の中から大賞に選ばれたのは、和歌山県在住の山中真理子さんの作品「森のポスト」でした。森の中に宅配便を届けに行った配達員のがくさんと、木々とお話ができる少女、ひなたちゃんの物語です。

最終審査員の5人(西本鶏介先生、角野栄子先生、那須田淳先生、あさのあつこ先生、薫くみこ先生)の満場一致で今回の作品が選ばれました。審査員の西本鶏介先生からは「さわやかな森の風景が目前に迫り、木々のにおいまでも感じさせてくれる少し不思議で楽しい童話です」と評されました。薫くみこ先生からは「作品から全体を通して感じられる清々しい森の空気感とか木々のそよぎや風のにおい、森の描写にとにかくひきつけられました」と評されました。

大賞作品「森のポスト」は、タイトルを「森のポストをあけてごらん」に改め、今年11月にポプラ社から出版予定です。

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表彰式にて作者の山中真理子さんからは受賞の感想が述べられました。「私が住んでいる和歌山県田辺市は、世界遺産熊野古道が通っています。子どものころに遊んだ森や熊野の深い森を思うとき、木漏れ日、葉っぱのこすれあう音、吹き渡る風のにおいなどが自然とよみがえってきます。そんな記憶の中から今回の作品が生まれました。森を歩き、木を見上げるときの何とも言えない心地よさがお話を読んでくれる子どもたちにも伝わればいいなぁ。と思いながら書きました」と話しました。

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表彰式後には、「森のポスト」を原作としたミュージカルが公演されました。ミュージカルに出演するのは、天竜区を中心とした子どもたちで構成される「龍水の都文化体験実行プログラム」のメンバーです。出演した柳澤百合香さんは「私が住んでいる春野町も、自然があふれています。美しい自然をこの舞台で感じてもらえたら嬉しいです」と話しました。

表彰式とミュージカルはYouTubeにて視聴可能です。↓

第7回浜松市 森林のまち童話大賞 記念事業 『森林は未来への贈り物!』

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