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更新日:2021年12月28日
12月22日(水曜日)、静岡県立天竜高等学校で「天竜区の未来を考える若者会議」が行われました。この会議は、天竜高校と浜松学院大学が共催し、区内の店舗経営者や大学生、市の職員などが集まって生徒と共に天竜区の未来について自由な意見交換をする会です。昨年3月に第1回が行われ、今回で3回目となりました。
第一部では、愛知大学地域貢献事業団体AC浜松の活動紹介、天竜高校天竜ラボの活動紹介等が行われました。
AC浜松は、旧二俣高校廃校舎の活用に取り組んだり、二俣町内の飲食店のマップを制作したりするなどして地域資源を活かした町の活性化を目指して活動しています。
天竜ラボでは、地域の活性化に必要なのは若者の力という考えから、若者をターゲットにした商品開発をしています。ピザソースをつけて鹿肉のそぼろやコーンなどを客が自由にトッピングできる新味のイタリアン五平餅は今年10月に道の駅くんま水車の里で販売され好評を得ました。現在は、天竜の味噌にラスクやビスケットを合わせたお菓子など新商品の開発にも取り組んでいます。
会議後半は、「地域が輝くアクションプラン」を4つのグループに分かれて話し合いました。それぞれのテーマは「1.天竜区のブランディング」「2.マルカワの蔵を起点としたコミュニティ作り」「3.二俣地区の活性化プロジェクト」「4.地域防災とネットワーク作り」。各グループには、天竜校生徒、天竜高校教諭、クローバー通り商店街で店舗を営む人、浜松山里いきいき応援隊、大学生、大学教諭、社会福祉協議会職員、市職員など社会の枠組を超えた人達がつどいテーマを議論しました。1時間という短い時間の中でしたが、様々な視点から意見が飛び交いました。
最後は、グループでまとめた意見を高校生が代表して発表をしました。ここで出たアクションプランについては、天竜ラボの生徒がリーダーとなって、高校生、大学生、地域の皆さんと協働しながら、来年3月末までに実行する予定です。
若者会議は今後も継続的に開催される予定で、天竜区の未来を考えるプラットフォームとして活躍していくでしょう。
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