更新日：2021年12月14日

12月6日(月曜日）、水源地域への感謝米贈呈式が行われました

12月6日（月曜日）、天竜区役所で水源地域への「感謝米」の贈呈式が行われました。

寺谷用水土地改良区（磐田市）と磐田用水東部土地改良区（袋井市）から、天竜区内の5つの森林組合（天竜・春野・佐久間・龍山・水窪）に新米14俵（840キログラム）が贈呈されました。磐田市と袋井市の両改良区には、天竜川から安定的にきれいな農業用水が供給されています。そして適切な森林管理がこの水を生み出しています。森林の貯水機能により雨が少ないときでも川は枯れることはなく、土がフィルターの役割をして雨水がろ過され少しずつきれいな水となって川へ流れ出ています。

水源地である天竜の森林を守っている森林組合へ感謝の意を表すため、呼びかけに賛同した農家により毎年贈呈式が行われています。今年で節目の10年目を迎え、農家約100軒から提供されました。磐田用水東部土地改良地区の永田勝美理事長は「10年間続けられたのは皆さんが育ててくれる命の水のおかげ」と語りました。

▲左から和田重明組合長（天竜森林組合代表）、永田勝美理事長（磐田用水東部土地改良区）、伊藤英明副理事長（寺谷用水土地改良区）

▲左から、中村俊明氏（浜松市社会福祉協議会天竜地区センター）、和田重明組合長（天竜森林組合代表）

贈呈された新米は森林組合から浜松市社会福祉協議会天竜地区センターを通して、高齢者のための配食サービスに活用されます。