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更新日:2021年1月27日
11月5日(木曜日)、春野町にて中山間地域スモールスマート農業実証プロジェクトの見学会が開かれました。
このプロジェクトでは、中山間地域の農業者と市内のスマート農業機械メーカーなどが協力し、小規模で分散した農地に対応する小型IoT機材を使用したスマート農業の普及を目指します。ドローンによる液体肥料の空中散布や、自動運転機能を搭載したトラクター、作物の生育状況を分析しマップに表示するセンシングシステム、監視カメラによる獣害対策など、IoT機材を活用し作業の効率化と収穫量の増加を図ります。
見学会では、ドローンを使った畑への液体肥料散布の実演が行われました。液体肥料散布は手作業だと時間のかかる作業ですが、ドローンだとあっという間に終わってしまい、作業効率性の高さを示しました。
プロジェクトで中山間地域の農業者モデルに選ばれた山下光之さんは「スマート農業という新しい農業の形を地元の人たちに見せることで『中山間地域でも農業はできる。農業って楽しいんだな』って思ってもらいたいんです。地域で農業を担う次世代の育成にもつなげていきたいですね」と笑顔で語ります。
中山間地域におけるスモールスマート農業の今後に注目です。
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