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更新日:2020年9月4日
水窪町を流れる翁川のほとりにある「星降るみさくぼキャンプ場よつばの杜キャンプビレッジ」。平成27年3月に惜しまれつつ閉鎖された水窪オートキャンプ場が平成30年3月にリニューアルオープンしたものです。
運営代表の耳塚直樹さんは「八幡屋っていう商店を水窪町内でやっているんだけどね。出張販売で地域の外へ出かけると、お客さんから『水窪に行ってみたいんだけど、何があるの?』って聞かれたことがあって。何もないな?じゃあ、僕がやってみよう!ってなったんだよ」と笑いながら再開のきっかけを語ります。
「このキャンプ場の魅力はなんもないところなんです。山と川に囲まれた環境で、虫取りや魚釣り、川遊びができる。特に、手が届きそうなほどの近さに見る満天の星空は最高ですよ。星空観察の邪魔にならないよう、キャンプサイトは午後10時には消灯するんです」とよつばの杜キャンプ場ならではの良さを話してくれました。
▲新たに設営されたプレミアムサイト
「天竜材を使った新たなプロジェクトを始動しています。水窪町出身の遠山建設さんに協力してもらいながら、広々としたテントと天竜材を使用したウッドデッキを備えたプレミアムサイトを作っているんですよ。訪れた人には、木の温もりを感じながら、いつもとは違うキャンプを楽しんでもらえたらいいな」と地域活性化に懸ける思いを教えてくれました。
▲今後の抱負を語る「よつばの杜」運営代表の耳塚さん
4月から5月まで、新型コロナウイルス感染症の影響で休業していたよつばの杜キャンプ場。現在は、近隣地域からの利用者に限定し、食料の持ち込みやアルコール消毒、検温などの感染防止策に積極的に取り組み営業しています。
「収入が減るなど、さまざまな課題があります。その困難を、地域の仲間と共に乗り越えていきます。今はなかなかできないけれど、もっと水窪町全体を巻き込みながら地域を盛り上げ、地域の良さをこのキャンプ場から発信していきたいです」と意気込む耳塚さん。
「幸運の象徴である四つ葉のクローバーのように、訪れた人たちが幸せに過ごして、互いにつながりを持ってほしい」という思いを込めて命名された「よつばの杜キャンプ場」。
その思いを形にするため、今日も耳塚さんは奔走しています。
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