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更新日:2020年3月26日
11月23日(水曜日・祝日)、大栗安で、棚田の風景を楽しみながら周辺を散策するイベント
「秋の棚田を歩こう」が開催されました。
地元団体が主催するこのイベントは、平成12年から毎年11月23日に開催され、今年で17回目。
地域の恒例行事になっているこのイベントに、今年も30人ほどの参加者が訪れ「日本の棚田百選」
にも選ばれた大栗安の棚田の風景を楽しみました。
イベントでは散策のほかに、竹筒でお米を炊く飯ごう炊飯体験や、わらを編んで作るしめ縄作り、
周辺の山々で取れたツルなどを用いて作るリース作りなど、様々な体験が催され、参加者を楽しませました。
「棚田は多種多様な生き物のすみかになっていて、その土地の環境の維持にも貢献している。
今回のようなきっかけを通して、皆さんに棚田についてよく知ってもらいたい。」そう語ってくれたのは、
棚田の維持管理や休耕田の再生などを行う「大栗安棚田倶楽部」の鈴木芳治代表。
高齢化が進み、棚田を継ぐ人が少なくなっている現状を食い止めようと、こうしたイベントを続けています。
いまでは40戸まで数を減らしてしまった大栗安の集落。鈴木さんは「活動を通して参加者の皆さんに棚田について
知ってもらい、機会があればボランティアとして活動に参加してもらいたい」とも話していました。
大栗安の棚田では、一年を通してイベントを企画しているとのこと。
「日本の棚田百選」の美しい風景を見に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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