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更新日:2021年6月10日

9月27日、水窪小学校5年生がアワの収穫・脱穀体験を行いました。

アワを真剣に収穫する児童

9月27日、水窪小学校の5年生がアワの収穫・脱穀体験を行いました。

この催しは、水窪で活動するNPO法人「こいねみさくぼ」と浜松市中区の「春華堂」が合同で開催したもの。

スペイン人料理家のゴルカさんも招かれ、

昼食として水窪の在来種である「ネコアシアワ」を使ったオムレツを子供たちに振る舞いました。

昼食後、子供たちは畑に入り、たわわに実ったアワを一つ一つ丁寧に収穫。

数日間乾燥させたアワを木槌などで叩く脱穀を体験しました。

水窪で雑穀を栽培している石本俊輔さんに江戸時代から使われている唐箕(とうみ)の説明を受け、

実際に操作してアワを選別する作業(唐箕がけ)も行いました。

子供たちは、唐箕がけをして選別されたアワとモミの重さを比べて「アワのほうが重い!」と驚いたり、

アワを触って「気持ちいい」「すごーい」と声をあげたり…。

昔ながらの道具を使った作業に感動していました。

唐箕を使って、選別をする子供たち

収穫体験で汗をかいた子供たちには、ネコアシアワを使ったお菓子が振る舞われ、

水窪で育てられたアワの魅力を感じることができたようです。

NPO法人こいねみさくぼの代表を務める中政俊さんは

「江戸時代から伝わっている水窪在来種のネコアシアワの種をわけてもらって作っています。

食文化の継承は、伝統文化はもちろん、人の思いの継承でもあるから、

引き継がれてきた人の思いを、子供たちが感じることができたらいいよね」と語ってくれました。

「僕は水窪のまちが好きなので、子どもたちにもそう思ってもらえたらいいです」と、

笑顔で話してくれたのはアワの収穫体験をアシスタントした石本さん。

水窪で雑穀を生産し、雑穀を使った料理を提供する農家レストランを営業。

NPO法人こいねみさくぼでは、アワの栽培方法を指導しています。

「今回のイベントが水窪のアピールにつながっていけばいいなと思いますね」と、

雑穀を活用した水窪地域の活性化に意欲をみせていました。

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