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更新日:2021年6月11日
8月5日、佐久間民俗文化伝承館で「農家の歳時記・迎え盆」が行われました。
この催しは、佐久間の農家に伝わる迎え盆の風習を体験してもらおうと企画されたもの。
主催したNPO法人「歴史と民話の郷さくまを守る会」理事長の奥山浩行さんは
「最近では佐久間でもお盆をやらない家が増えてきました」と寂しそうに語ります。
「だからこそ、実際に体験してもらう取り組みが大切なんですよ」と、この催しにこめる思いを話してくれました。
参加者たちは、地域住民の指導のもと、なすで牛を模した「なす牛」づくりや、先祖の霊を迎える「迎え火」などを体験しました。
佐久間のお母さんたちは「昔は盆が終わったら、厄を流すという意味で川に流していたんですよ」
「飾ってあるぼたもちは、ご先祖様が川を渡って帰ってくるときの飛び石を表現しているんだよ」などと、
参加者たちに"あの頃"の思い出話をしながら、風習の意味を教えていました。
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