更新日:2025年1月21日
熊(天竜地区)地域カルテ
熊地区の概要
熊地区は、天竜区の北西部阿多古川の最上流部に位置し、地区面積の87%を山林が占める林産地帯である。面積は32.16平方キロメートルで、最高標高は840m、最低標高は220mである。また区の最西端に位置し、県境となることから愛知県東部と接している。
熊地区の特徴
- 地区のほぼ中央を主要地方道天竜東栄線(県道9号線)が縦断しており、沿道沿いの中心街はかつての宿場町の面影を残している。また、新東名高速道路の開通により、浜松・浜北インターチェンジから車で約35分という他県からのアクセスも良くなったことで、観光分野などでの利便性の増加が期待される。
- 地区の歴史は古く、柴地区では縄文時代の住居跡等「ヒラシロ遺跡」が発見されている。また、中心部は秋葉詣のための秋葉山街道などの交通の要衝となる宿場町として江戸時代には大変賑わったといわれている。
- 主な産業は林業、茶業、そして最近ではしきみ栽培も盛んに行われている。また、地域おこしのパイオニアといわれる「くんま水車の里」は、加工施設、食事処、物産販売所を備えた熊地区の産業拠点として、発足後30年を経た現在も地域住民の活躍の場として健在である。
地域カルテ全文
熊(天竜地区)地域カルテ(PDF:1,262KB)