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更新日:2024年3月26日
脳は、外界から送られてくる様々な刺激をとらえ、言葉や動作に置き換えたり、学習したり、記憶します。脳は、さらに記憶した知識や経験から、判断をしたりもします。また、人間の脳の働きには、感じる(感情)、意志などの情緒機能もあります。こうした人間特有の高度な脳の働きを「高次脳機能」といいます。
「高次脳機能障害」とは、事故や病気などで脳が損傷されて、脳の精密な情報処理(高次脳機能)がうまくいかなくなった状態のことをいいます。
大きく分けて次の3つがあります
注意障害 | ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりする。いくつかのことを同時にしようとすると混乱する。 |
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記憶障害 | 物の置き場所を忘れる。新しい出来事を覚えていられなくなる。そのために、何度も同じことを繰り返し質問したりする。 |
遂行機能障害 | 自分で計画を立てて物事を実行することができない。人に指示してもらわないと何もできなかったり、行き当たりばったりの行動をする。 |
社会的行動障害 | 感情や欲求のコントロールができなくなる。相手の立場や気持ちを思いやれなくなる、一つの物事に固執する、意欲がなくなる等。 |
病識欠落 | 自分が障害をもっていることをうまく認識できず、障害がないかのようにふるまったり、言ったりする。 |
その他 |
失語、失行(麻痺はないのに、道具がうまく使えない等)、失認(目は見えるのに、物や形や色の理解ができない。半空間無視等)の症状や人格の変化が生じる。 |
リハビリテーション科の専門医師、作業療法士、医療ソーシャルワーカー等が無料で相談に応じます。
静岡県西部健康福祉センター作成のリーフレット(PDF:213KB)をご確認ください。
静岡県西部健康福祉センター(静岡県中遠総合庁舎):磐田市見付3599番地の4
予約制です。事前に静岡県西部健康福祉センター福祉課(電話:0538-37-2252)にご連絡ください。
「高次脳機能障害相談会の予約」とお伝えいただくとスムーズです。
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