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更新日:2025年11月20日

序章 計画の基本的事項

1 計画策定の趣旨

本計画は、本市があらゆる主体との連携のもと、市域における地球温暖化対策を進めていくため、2040年度までの方針及び施策を示すものです。

2024(令和6)年の「浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)[2024]」の策定から2年が経過し、その間、国は新たな「日本のNDC(国が決定する貢献)」を国際連合枠組条約事務局(UNFCCC)に提出するとともに、NDC達成に向けて「地球温暖化対策計画」を改定し、「第7次エネルギー基本計画」及び「GX2040ビジョン」を策定しました。

こうした国内外の気候変動対策に係る大きな変化を踏まえ、本計画の目標や施策などを見直します。

2 計画の位置づけ

本計画は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条に基づく地方公共団体実行計画及び「気候変動適応法」第12条に基づく地域気候変動適応計画に位置づける計画です。

また、本計画は市の最上位計画である「浜松市総合計画」を実現するための個別計画の一つであり、「浜松市環境基本条例」に基づき定められている「第3次浜松市環境基本計画」と整合を図った計画としています。

0_1計画の位置づけ

図表0.1 計画の位置づけ

 

3 計画の対象とする温室効果ガス

計画の対象とする温室効果ガスは、「地球温暖化対策の推進に関する法律」で規定する下記の7種類とします。

温室効果ガス 主な発生源

二酸化炭素

(CO2

エネルギー起源 化石燃料の燃焼、電気(火力発電所)の使用など
非エネルギー起源 廃棄物(廃プラスチック類)の焼却など
メタン(CH4 化石燃料の燃焼、水田、家畜の反芻、下水処理など
一酸化二窒素(N2O) 麻酔用笑気ガス、肥料中の窒素分の分解、廃棄物の焼却など
代替フロン類など ハイドロフルオロカーボン(HFCs) エアコンなどの製造過程、使用における漏えいなど
パーフルオロカーボン(PFCs) フロン類の製造過程における漏えいなど
六ふっ化硫黄(SF6 変圧器からの漏えいなど
三ふっ化窒素(NF3 半導体など洗浄の製造過程における漏えいなど

図表0.2 計画の対象とする温室効果ガス

4 計画の基準年度

計画の基準年度は、国の計画年度に合わせ2013(平成25)年度とします。

5 計画の期間

計画の期間は、2026(令和8)年度から2040(令和22)年度とします。

ただし、国際的な動向や国の計画変更など社会情勢に大きな変化が生じた場合は、必要に応じて見直しを行います。

6 計画の対象地域

計画の対象地域は、市全域です。

市民の生活や事業者の事業活動、市自らの事務事業など、あらゆる主体のあらゆる活動に関連する温室効果ガス排出量削減又は吸収のための取組及び気候変動の影響による被害の回避・軽減のための取組を対象とします。

 


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浜松市役所産業部カーボンニュートラル推進課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2503

ファクス番号:050-3730-8104

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