緊急情報
ここから本文です。
更新日:2022年3月9日
1.農業
茶業については、各種事業の活用により、乗用型摘採機の導入、荒茶加工施設、防霜施設等の整備が図られ、生産コストが低減され、収量の増加や良質茶の生産にも効果が現れてきており、今後も、茶園の基盤整備を進めていく。
遊休農地については、農地中間管理事業等を活用し、担い手への利用集積や再生活動を推進するとともに、農業体験やグリーン・ツーリズム等による都市との交流事業の推進や、法人化への誘導、先進的農業者や経営体の育成により、利活用を進めていく。
また、加工品の開発や新規販路の開拓を支援することで、6次産業化・ブランド化を推進し販売力の強化を図るとともに、小区画、傾斜地、鳥獣害といった課題を克服するスマート農業の普及についても研究していく。
2.林業
林業については、災害予防等を目的とした森林整備への支援のほか、FSC森林認証制度に基づく持続可能な森林経営管理、天竜材の利用・販路拡大、人材育成や担い手確保に取り組んでいく。
3.商業
商業の振興には、商店会、商工会組織を核として、経営者自らが時代に対応できる経営意識の向上に努めるとともに、地域が有する魅力の発信や、自主イベント等の開催により魅力ある商店街づくりを図り、地域外に流出している購買力の回復、都市部からの交流促進に努めていく。
4.工業
工業については、厳しい経済状況の中で、既存企業の経営安定と労働力の確保に向けて、公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構や地元商工会による経営相談、さらには、制度融資の活用促進等により、きめ細かな支援を行っていく。
また、社会全体にデジタル化が進む中にあって、情報技術関連企業など山間地であっても成り立つ業種も考えられることから、光ファイバ網の整備や三遠南信自動車道の早期開通及びアクセス幹線道路網の改良整備の推進にあわせて企業の誘致活動を展開していく。
5.観光又はレクリエーション
観光については、自然志向や健康志向の高まりを背景に、恵まれた自然環境などを観光資源として、環境保全にも留意しながら有効活用していくため、従来の見て楽しむ観光に加えて、体験ツアーやアウトドア・ツーリズムの推進等、体験する観光への移行を図り、地域の活性化につなげていく。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください