緊急情報
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更新日:2025年9月4日
令和7年8月28日(金曜日)、浜松市内の医療機関から「日本紅斑熱患者の発生届」が提出されました。本市では今年2例目(静岡県で18例目)の発生となります
年代 | 性別 | 在住区 | 結果判明日 | 発生届出日 |
公表を望まない | 女性 | 浜松市外 | 8月28日 |
8月29日 |
8月24日(日曜日) | 発熱(39.0℃)、頭痛、倦怠感、発しん |
8月25日(月曜日) | 医療機関Aを受診 |
8月26日(火曜日) |
医療機関Bを受診、入院 医療機関Bの医師からPCRからPCR検査の要請 |
8月28日(木曜日) | 市保健環境研究所のPCR検査で日本紅斑熱リケッチアの遺伝子検出 |
8月29日(金曜日) |
医療機関Bから発生届提出 医療機関Bを退院 |
発症前に市外で野外活動しており、マダニに咬まれたことで感染したと推察されます。
1.マダニに咬まれないようにしましょう
特にマダニの活動が盛んな、春から秋にかけて注意が必要です。
野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子、首に巻くタオル、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
マダニ用に市販されている忌避剤はありますが、マダニの付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。
なお、「日本紅斑熱」などの屋外に生息するダニ類が感染経路となる他の感染症もあるため、ダニ類全般への対策が重要です。
2.屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう
マダニに咬まれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。
発熱・発疹の症状が見られたら、早めに医療機関を受診し、マダニに咬まれた可能性があることを医師に伝えましょう。
3.野生動物などの接触にも注意しましょう
野生動物は、どのような病原体を保有しているか分かりません。野生動物との接触は避けましょう。また、動物の死体等に接触することは控えましょう。動物由来感染症に対する予防の観点からも、動物(ネコやイヌ)を屋外で飼育している場合、口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝たりすることなどは控えましょう。
また、動物に触ったら必ず手を洗いましょう。
さらに、動物に付着したマダニは適切に駆除しましょう。
飼育している動物の健康状態の変化に注意し、動物が体調不良の際には、咬まれたりなめられたりしないようにして、動物病院を受診しましょう。
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