更新日:2022年8月26日
日本紅斑熱について
日本紅斑熱は、病原体(リケッチア)を保有するダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。
感染症法では四類感染症に位置付けられています。
日本紅斑熱とは
(1)感染経路
- 病原体を保有するマダニに咬まれることで感染します。
- 人から人へ感染して広がることはありません。
(2)症状
- マダニに咬まれてから2~8日で、高熱、発しんが出現し、重症化すると死に至ることもあります。
(3)潜伏期間
注意喚起
(1)マダニに咬まれないようにしましょう!
- 特にマダニの活動が盛んな、春から秋にかけて注意が必要です。
- レジャーや農作業などで、野山や草むら、畑などに入る場合は、帽子、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
- マダニ用に市販されている忌避剤はありますが、マダニの付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。
(2)屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう!
- マダニに咬まれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。
- 発熱・発疹の症状が見られたら、早めに医療機関を受診し、マダニに咬まれた可能性があることを伝えましょう。