緊急情報
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更新日:2025年10月31日
令和7年10月30日(木曜日)、浜松市内の医療機関から「重症熱性血小板減少症候群(以下「SFTS」)患者の発生届」が提出されました。令和7年度、本市では3例目(静岡県内で12例目)の発生です。
| 発生 | 届出日 | 患者情報 | 届出時の患者の状態 | 推定原因 | 
| 1例目 | 令和7年6月23日 | 
			 高齢 男性  | 
			
			 発熱、下痢、両手及び口のしびれ 集中治療室で加療  | 
			
			 市内での農作業中に、SFTSウイルス感染マダニ(以下マダニ)に咬まれ感染(右わき腹、右内もも、左ふくらはぎに刺し口あり)  | 
		
| 2例目 | 令和7年10月24日 | 
			 高齢 男性  | 
			
			 発熱、倦怠感、両手のしびれ、リンパ節腫脹 入院加療  | 
			
			 市内の屋外でマダニに咬まれ感染(刺し口なし)  | 
		
| 
			 3例目  | 
			令和7年10月30日 | 
			 公表を望まない  | 
			
			 公表を望まない  | 
			
			 市内の屋外でマダニに咬まれ感染(刺し口なし)  | 
		
特にマダニの活動が盛んな、春から秋にかけて注意が必要です。
野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子、首に巻くタオル、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
マダニ用に市販されている忌避剤はありますが、マダニの付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。
マダニに咬まれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。
発熱・発疹の症状が見られたら、早めに医療機関を受診し、マダニに咬まれた可能性があることを医師に伝えましょう。
野生動物は、どのような病原体を保有しているか分かりません。野生動物との接触は避けてください。また、動物の死体等に接触することは控えましょう。動物由来感染症に対する予防の観点からも、動物(ネコやイヌ)を外でも飼育している場合、口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝たりすることなどは控えてください。
また、動物に触ったら必ず手を洗いましょう。
また、動物に付着したマダニは適切に駆除しましょう。
飼育している動物の健康状態の変化に注意し、動物が体調不良の際には、咬まれたりなめられたりしないようにして、動物病院を受診して下さい。
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