その他注意を要する病気

マラリア

熱帯地方で「ハマダラカ」という蚊に刺されて感染します。この蚊は夜行性なので、特に夜休むとき、出歩くときに注意が必要です。予防薬を内服していても3日以上高熱が続けばただちに医師に受診してください。

黄熱

中南米及びアフリカの一部の国で「ネッタイシマカ」という蚊に刺されて感染します。流行地域に旅行される方は事前に予防接種を受けるとよいでしょう。

ジフテリア

ロシア、旧ソビエト諸国、東ヨーロッパで流行しています。せきやくしゃみで飛沫感染し、38度前後の発熱、咽頭、喉頭粘膜への偽膜などがみられます。予防接種が有効とされています。

細菌性
食中毒

非衛生的な地域食事後数十分～数十時間後に起こる下痢、吐き気、腹痛

ウイルス
性出血熱

アフリカ等で発生し、初発症状として、発熱、頭痛、咽頭痛があり、その後胸痛、下痢や筋肉痛を伴い、重症の場合、出血症状が見られます。原因ウイルスが傷口から入ったり、感染している人との性的な接触などで感染します。予防のために不衛生な場所へは立ち入らないようにしましょう。