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更新日:2017年9月12日

「浜松市水田フル活用ビジョン」の公表について

浜松市の今後3年間の水田活用の取組み方針を記載した「水田フル活用ビジョン」を策定しましたので、公表いたします。
この「水田フル活用ビジョン」に基づき、経営所得安定対策における産地交付金の交付も行われます。

1 地域の作物作付けの現状、地域が抱える課題

本地域は、静岡県の西部に位置しており、恵まれた気候と東京・大阪・名古屋などの大都市圏にも比較的近く、輸送の便も整備され地理的条件も良く、施設野菜をはじめ、花・果樹なども全国有数の産地となっている。
一方、基幹的農業従事者の高齢化が進み、耕作条件の不利な農地から耕作放棄地が増加している。
また、稲作農家は零細規模が多くまた、高齢化等も進んできており、作業の一部または全部を大口の機械所有農家へ委託している状況が多くなっている。
作業受委託は個々に行われており実態が不明確で、作業地の分散等も課題となっている。

2 作物ごとの取組方針

市内の約3446ヘクタール(不作付を含む)の水田について、適地適作を基本として、産地交付金を有効に活用しながら、作物生産の維持・拡大を図ることとする。

(1)主食用米

主食用水稲は生産数量目標に沿った作付面積を確保するとともに、特別栽培米等の促進によりブランド化を推進する。また、零細規模の稲作農家の高齢化に伴い、水田の貸し出し、作業委託の要望が増加しているため、農地中間管理機構等を活用した担い手への水田集積を推進していく。

(2)非主食用米

加工用米や飼料用米などの非主食用米は、これまでの主食用米の栽培から新たな機械導入をする必要がなく取組める点から積極的に作付を推進していく。

ア 飼料用米

畜産農家における飼料用米の需要が高まっており、市内の一部の地域では畜産農家と稲作農家が直接取引する取組が行われている。今後も稲作農家の掘り起こしと畜産農家とのマッチングを支援しながら、飼料用米の作付の維持・拡大を図る。

イ 米粉用米

最近注目されている米粉の利活用を促進させ、地域の実需者との契約やファーマーズマーケット等の農作物直売所における販売を基本とし、今後の需要動向を踏まえながら作付面積の維持・拡大を図る。

ウ WCS用稲

WCS用稲については、一部の地域で取組が行われており、今後、畜産農家の需要動向を踏まえながら作付面積の維持・拡大を図る。

エ 加工用米

産地交付金を活用しつつ、地元の実需者(農協や酒造会社等)との結びつきを強化し、生産の拡大を図る。

(3)麦、大豆、飼料作物

麦、大豆は、地域の実需者との契約やファーマーズマーケット等の農作物直売所における販売を基本とし、現行の栽培面積を維持する。飼料作物は、コントラクターを中心とした作付が行われている。今後も農地集積による作付の拡大が見込まれる。耕作放棄地等の解消も含め、コントラクター組織と連携をして、飼料作物の作付面積の拡大を図る。

(4)そば、なたね

地域の実需者との契約やファーマーズマーケット等の農作物直売所における販売を基本とし、現行の栽培面積を維持する。

(5)野菜等

産地戦略枠を活用して、従来から産地強化野菜として位置づけてきた「たまねぎ」、「セルリー」、「トマト」、「葉ねぎ」、「青梗菜」、「いちご」、「さといも」、「ほうれん草」を地元JA等と連携して水田を活用した生産の拡大を図る。
また、山間部においては水田を活用した花き等の栽培が盛んであるため、今後の需要動向を踏まえながらJA等と連携して生産の維持・拡大を図る。

(6)不作付地の解消

現行の不作付地(約22ヘクタール)について、今後5年間で約3割(約6ヘクタール)を飼料用米、加工用米の作付により解消を図る。

3 作物ごとの作付予定面積

作物ごとの作付け予定面積
作物 平成28年度の
作付面積
(ヘクタール)
平成29年度の
作付予定面積
(ヘクタール)
平成30年度の
目標作付面積
(ヘクタール)
主食用米 1973 1964 1957
非主食用米
(加工用、飼料用米等)
43 50 55
1 1 1
大豆 0.5

0.5

0.5
飼料作物 5.3 5.3 5.3
そば 2.1 2.1 2.1
なたね 1 1 1
産地戦略作物
(たまねぎ、セルリー 等)
13.5 13.5 15.5
その他野菜 5.3 5.3 5.3
花き・果樹 3.1 3.1 3.1

 

4 平成29年度に向けた取組及び目標

平成29年度に向けた取組及び目標

取組
番号

対象作物

取組

分類

指標

平成28年度
(現状値)
(ヘクタール)

平成29年度
(目標値)
(ヘクタール)

1 飼料用米
米粉用米

多収性専用品種
の導入への取組

 

実施面積

27 31
2 加工用米 加工用米の
複数年契約の取組
  実施面積 9 9
3 そば・なたね そば、なたねの
作付
  実施面積 3.1 3.1
4 飼料用米、米粉用米、WCS用稲 担い手による作付面積の拡大 実施面積 37.5 50
5

たまねぎ、セルリー、トマト、
葉ねぎ、青梗菜、いちご、
さといも、ほうれん草、

転作田での作付 実施面積 5 5.1
6 れんこん、とうもろこし、甘藷、みつば、ブロッコリー
、エシャレット、レタス
転作田での作付   実施面積 3.6 3.6
7 その他野菜 転作田での作付   実施面積 1.7 1.7
8 花き、果樹、景観形成作物 転作田での作付   実施面積 3.1 3.1
9 飼料用米

わら利用

実施面積

1.6

1.6  
10 WCS用稲

資源循環

実施面積

0

2.1  
11 麦、大豆、飼料用作物、WCS用稲、そば、なたね  

主食用と対象作物又は対象作物同士の組合せによる二毛作への取組

実施面積

0.2

0.4  


※「分類」
ア 農業・農村の所得増加につながる作物生産の取組
イ 生産性向上等、低コスト化に取り組む作物生産の取組
ウ 地域特産品など、ニーズの高い産品の産地化を図るための取組を行いながら付加価値の高い作物を生産する取組


詳細についてはPDFファイル(PDF:161KB)でご確認下さい。

 

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浜松市役所産業部農業振興課

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2331

ファクス番号:050-3737-9278

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