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更新日:2023年8月13日
素材は、竹と木の枝。そこにあるものを使い、工夫を凝らした昔ながらのやな漁。 |
「魚心」担当の農業水産課では、“やな漁”の各ポイントを巡回する阿多古川漁業協同組合の坪井さんを取材させていただきました。 “やな漁”とは、産卵のために川を下る通称「落ちアユ」と呼ばれるアユを捕る漁法で、地域によってさまざまなかたちで行われています。 強い日差しが降り注ぐ中、この日の坪井さんは半日かけて合計10カ所のポイントを回りました。阿多古の夏もとても暑いですが、川辺の木陰はそよそよと風が吹いて気持ちがいいです。 |
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やな場と周りの様子を確認した後は、川辺のゴミ拾い。紙くずや空き缶など、河川敷を改めて見渡してみるとところどころに見つかるゴミの回収を、私たちも一緒になってお手伝いさせていただきました。 ちょうど近くのお宅では、「四ツ手網」を見せていただくこともできました。四ツ手網は1メートル四方の網で、組合員の方が手作りされるそうです。素材は、竹と木の枝。そこにあるものを使い、工夫を凝らした昔ながらのやな漁には、地域の伝統の技が感じられました。 また機会があれば、やな漁の様子もぜひ取材させていただきたいと思います。 |
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