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更新日:2023年12月4日
「カニとったぞー」「なんだこれ!?見たことないのがいるー」 |
今回は「水心」担当の天竜区から、下阿多古小学校前の川で行われた水生生物の調査・観察会の様子をお伝えします。 6月末の日曜日、この日はちょうど梅雨の中休み。 小学生「先生、この魚ですか?」 |
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近くで見守っていた保護者の皆さんからも「へぇー、すごい」と感心する声が聞こえてきました。 観察会は30分間、子供たちが川の中や、石の下、川そばの草むらなどから生き物を捕まえることから始まります。子供たちは網とバケツを片手に思い思いの場所へ。魚を捕まえようとする子もいれば、川岸でせっせと石をひっくり返して小さな生物をバケツいっぱいに集める子も。ときおり「カニとったぞー」とか「なんだこれ!?見たことないのがいるー」とか子供たちの興奮する声が聞こえてきました。こういうときの子供たちの目は、キラキラと輝いて見えるものですね。 30分後、子供たちが捕まえた水生生物は、種類別にトレーに仕分されました。その数18種類。一番大きなものはモクズガニ、その他にも足がいっぱい生えている生物や平たくなったダンゴムシのようなものも。普段、何気なく見ている川に、これほど多くの生き物が住んでいることに正直びっくりしました。 |
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野澤さんは、捕まえた生き物たちの名前の由来や、生態などをそれぞれ詳しく説明。小学生からは「阿多古川に一番多く住んでいるのは何ですか」「川の中にクモみたいなのがいたけど何ですか」など、いろいろな質問がぶつけられました。 ちなみに阿多古川に一番多いのは、トビケラという種類の水生生物なのだとか。 最後に、野澤さんが「環境が悪くなっていったん生き物がいなくなってしまうと、元に戻るのに10年以上かかります。みんなでこの環境を大切にしましょう」と呼びかけると、子供たちは大きくうなずいていました。 |
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