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更新日:2023年4月13日
過去の取材記事を掲載したものです。農業者の連絡先や購入方法等はご紹介できません。
思いやりをもって育てた作物は、自分にとって子どものような存在。 |
Q.「就農して何年目ですか?」 A.「だいたい3年半ほどになります。」 |
Q.「就農したきっかけ(動機)を教えてください」 A.「就農する前、僕は会社勤めをしていましたが、週末は馬鈴薯を作る祖父を手伝う生活をしていました。小さい頃から農業を手伝っていたのですが、土いじりが好きですし、自分の作ったものでおいしいと喜んでもらえることが嬉しくて、やっぱり自分には農業が向いていると感じていました。そんな折、母校の静岡県立農林大学校の先生から、学内で職業訓練農業科をはじめるので受けてみてはどうかという勧めがあり、カリキュラムを受けた後、就農しました。」 |
Q.「農業の魅力や、やりがいを感じるところはどんなところですか?」 A.「すごく単純なことなんですが、“手を掛けたものがしっかりといいものになった時”が一番嬉しい時です。食べた人に喜んでもらえるように、自分なりにこだわってできる限りの手間をかけて作っているつもりですが、そんな想いができたものに反映された時がすごく嬉しいです。台風や悪天候などで色々な苦労をしても、いいものが収穫できた時には、それまでの苦労が吹っ飛びますね。」 |
Q.「反対に、苦労した又は苦労しているところはどんなところですか?」 A.「やはり自然相手ということです。また、栽培技術に関しても色々と悩むことはありますが、近くに指導してくれる先輩農業者がいることがとても幸せなことです。農業の難しさのひとつは、1年に1回しか作れないこと。10年やっても10回しか作れない。ベテランになるには時間がかかる奥の深いものだと感じています。馬鈴薯の産地として、地域一体となって受け継いできた技術が品質に繋がっているものですが、こうして相談できる先輩が周りにいることがとても心強いです。」 |
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Q.「ズバリ、磯貝さんにとって農業とは!?」 A.「農家の人はみんなそうだと思いますが、思い入れをもって手をかけ作った作物は、自分にとって子どものような存在です。多少身体がつらい時でも、最後に出荷するところまでできることは全部してあげたい。そんな作業の連続が、自分にとっての農業ではないかと思います。」 |
Q.「これから先の夢は?」 |
Q.「最後に、作られている農産物のPRを!」 |
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(平成27年6月取材)
三方原台地の酸性土壌の赤土と太陽の光をいっぱいに受けて育つ「三方原ばれいしょ」。でんぷん質が豊富で肌のきれいな高品質なばれいしょとして全国で高い評価を受けている。ほくほくかんのある「男しゃく」、煮くずれしにくい「メークイン」の2品種が栽培されている。 |
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